Lenovo ThinkPad X1 Extreme 2018

Lenovo ThinkPad X1 Extreme 2018

選定理由

プログラマはいろんな場所でプログラミングしたいので、当然持ち歩きたいのでラップトップである。

長らく Macbook を使っていたが

  • キーボードがよくない
  • 値段が高い

ということで次期マシンをどうしようかと悩む。 以前は Windows のラップトップはは単に安いだけの低品質低性能マシンと、やたら高い、デカイ、超高性能の2極化だった。

Macbook は手頃な大きさでそこそこの性能が納得できる価格という立ち位置にあった。それに自身が Unix 環境でもあり、プログラマが買うにはなんだかスポっと入る位置に居たのだ。

最近は開発の仮想化、コンテナ化、クラウド化が進んでいて、さらに Windows の Unix との距離感も近づいているので、前よりは Windows にしてもそこまでの問題は起きにくくなっている。 ということで、その選択肢を Windows PC まで広げられるのではと。

仕事のプログラミングで使うマシンなので、ブラウザが開けばOKみたいなものではなくそれなりにハイスペックでなければならないのだが、プログラマレベルが要求するハイスペックマシンというのはぴったりなものがなかなかなかったりする。

とにかく現在の用途ではメモリを大量に消費するので、メモリをドカ盛りできないと駄目である。 現状の Macbook で 16GB なので、今回は 32GB 以上はほしい所だろう。現状(2019年01月)の Macbook Pro で狙うならいきなり 30万オーバーコースである。

これで Windows PC となると、所謂ゲーミングノートという選択肢が出てくる。 この他にも海外メーカーでは「ワークステーション」というカテゴリがあってハイスペックを必要とするプロ向けのラインがある場合がある。

ワークステーション ラップトップ - Google 検索

流石にワークステーションなのでスペックも値段も凄い。そしてデカイ。

前から ThinkPad の P シリーズには興味があった。ラップトップなのに Xeon プロセッサが積めるというモンスタースペックである。これの現在のラインがどうなってるのかを確認。

当然ながら ThinkPad であるのでキーボードの定評はトップクラスである。一応持ち歩くのであまりデカイのは却下なので 15インチの P52 に狙いを付ける。

気に入らないのはキーボードがテンキー付きというところか。

Pシリーズの新しいラインとしてP1というモノも出ていた。P52 より軽量コンパクトになっていて、キーボードもテンキーレスである。これはよい。 そして高い。そもそもベースが高い。これは GPU が NVIDIA Quadro というゲーム向けじゃなく業務向け仕様になっていてこれが値段を上げている。さらに調べると、この P1 というのと同一筐体で X1 Extreme という機種があるとわかった。

ThinkPad の高級軽量ラインである X シリーズのX、つまり最上級モデルである。ダブルエックス。こいつは GPU が NVIDIA GeForce 系の仕様である。あとの仕様は P1とほぼ同等になっている。

早速この ThinkPad X1 Xに盛っていく。 高い。それは、Windows 10 Pro 選択可能モデルが割引がほとんど利かないからだ。 調べると Windows 10 Home から Pro は別に特別なことするまでもなくオンラインで1万ちょっとで上げれるらしいので、それでカバーすれば良いと。(後にわかるが、自分の用途では Pro は必要なかった)

これで晴れて SSD 512GB, メモリ 32GB の盛りで 26万という結果になった。 ディスプレイ以外の性能は Macbook と同等である。しかし凄いところは、この状態で M.2 スロットが1個、SODIMMのメモリのスロットが1個空いているということ。つまりパーツの値段がこなれてきたら、1TB 化 64GB 化 ということが可能になる。

このフリーザは変身をするたびにパワーがはるかに増す…その変身をあと2回もオレは残している

ということである。

  • キーボード(不死身)
  • スペック(不老不死)
  • 拡張性(スタンドパワー)

ということでこれである。これは Macbook Pro では50万払っても到達できない領域である。

ディスプレイ

1920 x 1080 の低解像度のディスプレイを選択。

Macbook Pro と同等の輝度にすることができない。暗い。しかし事務用としては十分な性能。

AC電源からバッテリーに切り替えるときに1秒ほどブラックアウトする。 ブラックアウト後にウィンドウの再描画が行われるらしく、このタイミングで画面外にはみ出しているウィンドウが画面内に強制移動される。

スピーカー

音質は悪く、音も小さい。妙な指向性があって頭の位置によって聞こえがかなり変わるので気持ち悪い。 まったく期待しないほうがよい。音楽を聞くようなモノではない。

キーボード

キートップの外し方

つまりキーの部分の外し方。Thinkpad 全部かわからないが、キーの手前を引っかけて奥側で固定するという構造になっているので、奥側からヘラのようなものを突っ込んで浮き上がらせて外す。

つけるのは逆で手前を引っかける風にして奥を押し込む。わからなければ、そのまま上から押し込むだけでもとりあえずハマるようだ。

NG

手の脂や、ホコリが目立つ

黒いので白いホコリやチリが付着しているのが目立つ。

表面がマット仕上げ(ピーチスキン)なので、手の脂が付着している部分としてない部分で色の差ができて目立つ。 表面がマット仕上げなので、なかなか拭き取れない。

pc/lenovo_thinkpad_x1_extreme_2018/start.txt · 最終更新: 2021-10-25 16:44 by ore