海外に住んでると当然日本の携帯電話は解約、もしくは最低限プランで番号だけを維持しているだけという状態になっている人が多いと思う。 そこで困るのが一時帰国した場合の電話。

2015-02-12 に帰った時使用したのが、「テレコムスクエア Wi-Ho! Prepaid SIM 1GB」。正式名称がこれかどうかしらないのだが・・・。 こいつが便利なところは成田空港内に窓口があるというところ。つまり帰ってほぼダウンタイム無しでネットワークが使えるということ。

4Gネットワークが使えるSIMである。基本DocomoのSIMなのでそれが使える電話なら大丈夫。2100MHz, 800MHz, 1500MHz, 1800MHz を使うっぽい

帰国して京成線の階(入るのにパスポートを見せる必要になるエリア)にむかって背中側に窓口がある。 窓口に関してはココに載っている。成田空港第1ターミナルのレンタルwifi | 海外用の格安WiFiレンタルならワイホー

このワイホーっていうのは海外で使えるモバイルWifiルータのことらしいのだが、ここでSIMが売っている。事前手続きは一切なしで窓口に向かう。

SIMを注文する。1ヶ月で1Gと2ヶ月で3Gのプランがあったと思う。今回使ったのは1Gプラン(4500円)。 通信のみで通話無し。今回の帰国は1週間なのでよほど Youtube とかをガンガン見ない限り特に何の問題もないだろう。

パスポート見せてクレジットカード払い・・・でSIMをわたしてくれる。今回は MicroSIM。 端末○適マークとか、端末の技○マークとか何もチェックされない。 こういう外国人向けは関係ないのかな？うん、技適、技適、OKよ。

マニュアル付のSIMカードがわたされる。たぶん頼めば店員さんがやってくれるみたいなのだが、基本自力っぽいので自力で開通する。

これ完全外国人向け商品なのでマニュアルが全部中国語と英語。 今からその電話自体の設定をしようって言っているのにテクニカルサポートデスクの電話番号がデカデカとマニュアルに書いてある。どうしろと？ｗ

今回は Sony Mobile Xperia Z1 Compact(D5503) で設定。

まず海外で使っていたSIMを抜いて、このSIMに取り替える。特に問題ない。

次にAPNの設定を行う。Androidの・・・

• 設定
• 無線とネットワークの項目その他の設定
• モバイルネットワーク設定
• アクセスポイント名
• 上部の「＋」アイコン押す
• 名前: 適当
• APN: bbnw.jp
• ユーザー名: user
• パスワード: 0000
• 認証タイプ: PAP または CHAP
• PDP type: マニュアルに IP という指定があるのだがどこに入れればいいか不明。設定しなくても動いた。

その後にAndroid 上のブラウザを開くとウェブサイトに自動的に接続されるようになる。 そこに必要な項目を入力する。特に必要なのがSIMカードがくっついてきているカードの裏に書いてある

• ＊で挟まれた MSISDN No.
• DNから始まる IMEI No.

この2つを入力する。注意点としてこの MSISDN No. は「＊」も途中に入っている「-」も入れなくてよくて、11桁の数字だけ入れればよい。

ほかにもいくつか項目があるのでちゃんと入力して送信を押せば完了。開通して使えるようになる。

スピードは快適そのもの。

2015年と同様に テレコムスクエアの SIM を使う。Sony Z5 Compact と iPhone 5 で使用。 2017年現在では SIM の選択肢にいくつか幅があるのでテレコムスクエアだけではない。 単に窓口が空いてたのでこれを選んだ・・・がそれが問題だった。

全然データを使ってないのに、使用7日目で使用不能に。 現象としてはアクティベーション前の状態なようで、全然通信できない。しかもそこからアクティベーションできないという。

特に何をしたわけでなく7日目ぐらいに使えなくなった。買ったのは 5500円の 30日コースだったが、何故か設定が3800円の7日コースになっていたのでは？ クレジットカードの記録も残っているので、間違えて買ったは無い。多分パッケージを詰める過程で間違ったのでは？

とにかく、もう2度とテレコムスクエアのSIMを買うことは無いだろう。

そもそも、この SIM は値段も高いし、アクティベーションの難易度も高い(iPhone は特に難しい)のでオススメしない。