Sony Mobile Xperia Z1 Compact(D5503)

Sony Mobile Xperia Z1 Compact(D5503)

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これ日本のキャリアとかで買えるやつではなく、SIMフリーの海外版モデル。DOCOMO版の Z1f ではないので記述内容と差異がある可能性はある。

Good

  • バッテリーの持ちが非常によい(後に問題が出た)
  • カメラ性能がよい

No Good

  • 音量のシーソースイッチの動きが固い
  • マグネット端子による充電は信頼性が低い(朝起きたら外れたりしている)ので結局使わなくなった
  • 私の個体だけなのかバッテリーに異常がある
  • 毎日USB端子カバーを開閉してたら蓋がゆるゆるになった。おそらく防水性は保たれてないだろう。

非付属品

  • ※ クレードルはついていない
  • ※ マグネット端子の充電ケーブルはついてこない

Recovery Mode への入り方

普通に電源を入れると、ロゴの上のランプが紫色に点灯するのでその時にボリューム小ボタンを押しっぱなしにすると Recovery Mode への入る。

開発者モードの有効化

デフォルトでは開発者モードが無効になっていて、簡単に有効にできないようになっている。

設定→端末情報 のビルド番号の部分を適当に何度か連打すると「開発者向けオプション」が設定欄に出てくるのでそこから有効化する。裏技?

ブートローダーアンロック

Bootloader を unlock すると Bridge for Mac での初期化ができなくなる。

ブートローダーリロック

Flashtool を起動して ツールバーの BLU という文字を押してあとポンポンで簡単に bootloader を relock できる。

これで再び Bridge for Mac みたいな純正ツールでの初期化が可能になる。

CyanogenMod 11 を入れる

結論(2014-08 現在)。実用に堪える作りではあるがタッチが不安定。

バッテリー交換

トラブルのところでも多発していた、おそらくバッテリーの性能劣化による電力不足でいきなり落ちてしまう問題がひどくなってきたので自力でバッテリー交換した。

メモとして書き殴っておく

交換用の部品は MOUMANTAI オンラインショップ|海外スマートフォングッズ販売 で買った。

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用意するもの

  • 交換用バッテリー(3800円)
  • Xperia Z1 compact 補修用両面テープ(市販の両面テープを自分で加工しても作れなくはないと思う)(916円)
  • 両面テープ(薄い)
  • ドライヤー
  • ギターピック
  • カッター
  • 精密ドライバー(プラス)
  • 吸盤(強力なやつ)

手順

  • YouTube に分解動画と組み立て動画がいくつかあるのでそれを見てイメトレする
  • 背面をドライヤーで加熱する
  • 背面の上部(カメラのレンズが有るところの下あたり)に吸盤を貼り付けて引っ張る
    • Z1 Compact はこの部分が樹脂でできているが、DOCOMO 版の Z1f はガラスになっているので無理やりやるとこれは割れるかもしれんよ
  • 引っ張りつつ上部の切り欠きの部分にギターのピックみたいなものをツッコんでこじ開ける
  • こじ開ける部分はカメラのレンズの窓がついている薄いパネルであってその下の枠ではない(この下の枠はネジ止めされているので引っ張っても取れない)
  • このパネル全体は本体に両面テープのみで接着されているのでこじ開けた隙間に板状のものをツッコんで一周してテープを引き剥がしパネルを分離する
  • パネルや本体にくっついているテープを除去する
  • バッテリーが左上のネジ一本で止まっているのでそれを外す
  • バッテリーと本体をつないでいるのコネクターを外す。普通に上に引っ張れば取れる
  • バッテリーを取り外す
  • バッテリーに NFC のアンテナが接着されている。このアンテナを取り外す。
  • アンテナを無理にはがすとパターンが断線してしまいそうだったので、バッテリーの外装のフィルムごとカッターで切り離す
  • 両面テープでNFCアンテナを交換用バッテリーの同じ位置に貼り直す。本体と接続するための端子があるのでその位置がピッタリ合うように貼る
  • バッテリーのコネクターを抑えるスポンジを移植する
  • 新しいバッテリーを本体にはめ込んでネジで固定
  • NFC の端子がぴったり合うか確認
  • バッテリーのコネクターを本体と接続。指で押しこめばハマる。特殊な工具は必要ない。
  • この時点で一度起動してバッテリーが正常に接続されているか確認する。
  • 背面パネルに補修用両面テープを貼り付ける。画面保護フィルムを貼る要領で端から台紙を剥がしながら位置を慎重に合わせて貼り付ける
  • 背面パネルを本体にはめ込んで指で抑えて両面テープがぴったりくっつくようにする。
  • おしまい。

トラブル

カメラ起動時(大電力消費時)に落ちる

たまにカメラ起動周りであっさり落ちる。不安定。

特に画面offの状態からシャッターボタンで一気にカメラアプリを起動すると高確率で落ちると

これは本体起動とカメラ起動の両方を同時にするので電力を一気に消費するためだと考えられる。 思えばこのへんからもうすでにハズレバッテリーの兆候があったということだな。

カメラの起動には通常の動作よりも大きな電力が必要らしく電池が本当になくなってくるとカメラアプリ自体が起動しなくなる。

充電中にタッチ精度が落ちる

突然シャットダウンして再起動を繰り返すようになる

根本的な原因としてハズレバッテリーの劣化というか故障。

以下、その挙動。

イロイロ原因を探ってみたのだが、これは実バッテリー残量とシステムが認識しているバッテリー量のズレが発生してしまいこのようなことになってしまっているようだ。 システムとしてはバッテリーが残っているとして起動しようとするのだが、実際は全然足りなくて起動中に落ちるというのを繰り返す。

実バッテリー量が足りなくておちているのか、認識しているバッテリー量が少なくて落ちているのかのどちらかだろう。

バッテリー容量が減ってくると頻度があがったので単純に求められる瞬間的な電力をバッテリーが出力できなくなっていた(残量としては有る)性能劣化だったような感じか。

対応

とりあえず完全放電してから完全充電するとバッテリーがリセットされるっぽいので「完全放電」というアプリで完全放電させてみる。 放電後に充電する。この時に、可能な限り純正の充電器を使うといいようだ。

この電池少ない病になるとMAXの認識もおかしくなるっぽく10分ぐらいで100%まで充電されたみたいな挙動になる。 そんなわけないので再起動すると数%しか充電されていないことが判明する。これを数回繰り返すと徐々に安定して充電できるようになる。

完全に100%まで充電できたら、今度は放電する。Youtube を延々と再生しておけばよいだろう。 この途中で何度もシャットダウンして連続再起動状態になったりする。その時はボリュームアップと電源の長押しで強制停止して10秒ほど待ってから電源を入れると再び操作可能な状態までもっていくことができる。 これを何度も繰り返してバッテリー残を0%までもっていく。

完全放電、充電をやるとイロイロ変な挙動が顔を出す。

  • 通常だったら完全に落ちているようなバッテリー残量(2%)になってもでも落ちない(2%になってから画面輝度全開で1時間以上)
  • 完全放電までの時間がなぜか徐々に伸びていく
  • どんなに電池が残っていてもCPU負荷をかけると一気に落ちる
  • カメラが起動しなくなる

この挙動は完全にバッテリーというハードウェアに近い部分に問題が起きているようで、システムのバージョンを変えたりとか、カスタムROMに交換しても同様に問題が再現した。

最終的にはバッテリー交換しか道はなかった。

ズレる原因

これら原因は推測。

  • ゲーム等の非常に消費電力が高いアプリを長時間バッテリーで駆動しつつ、そのアプリの不具合でシステムが落ちるというのを繰り返す
  • 高温に放置
  • モバイルバッテリー等の不安定かつ弱い電源で何度も充電する

とりあえず↑のことに注意しつつ様子見。

技適対応

世界モデルのでの問題は技適対応。特に窓口の連中はウルサそうなので理論武装しておく必要がある。 この機種の場合は Docomo Xperia Z1f って言い張れば通ってしまいそうな気もするが・・・

当然外装には技適マークなどなく、電磁表示としても技適マークは無い。つまり通ってない。

ま、関係ないみたい 日本に一時帰国した際に使う電話のSIMカード

SIMによるカメラシャッター音

SIMによって地域を判別しているようで、docomo の SIM を差し込むと日本モードになってシャッター音が強制ONになる。

アップデート

KitKat(4.4)へのアップグレード(Mac編)

まず、Bridge for Mac というアプリを Mac にインストールする。

ここで注意する必要があるのは、自分でダウンロードしてインストールしてはダメということ。 なぜかこのやり方でインストールした Bridge for Mac は Xperia をつないでも機種を正しく認識してくれない。

何かつながっていると認識はするが機種をズバリ認識しない。 つまりこれではアップグレードの判断ができない。

ではどうやってインストールするかというと、まず Xperia Z1 Compact 自体を Mac に USB接続する。そうするとソフトウェアをインストールするか?と出るのでOKにする。 そうするとストレージとしてマウントされる。その中のインストーラーを起動することで Bridge for Mac のインストールを行う。

これで認識してくれるようになるのでアップグレードが開始できる。

2014-11-18 アップデート

OS 10.10.1 Yosemite 環境での初 update。Sony Bridge for Mac が Java6 を要求するので http://support.apple.com/kb/DL1572 からダウンロードして入れる。Macは特にJava環境をシビアに管理してないのでどうでもよい

あとは Sony Bridge で適当にやったら 14.4.A.0.157 になった。

Sony のグローバル端末はアップデートのサポートをちゃんとしてくれるから嬉しい。

2015-04-15 アップデート Android5.0化

PCにつないでドン。いつもどおり。

主な変更点

  • キーボードの切り替えが上部メニューからではなく、右下のキーボードアイコンから行うようになった
  • マナーモードの選択はボリュームキー1回押しでそのメニューから行う

2015-09-18 アップデート Android5.1.1化

Android 5.0.2 から Android 5.1.1 へ

今回はPC無しで OTA でアップデートされた。合計で30分ぐらいかかった。

マナーモードへの切り替え方法がまた変更になった。5.0.2 ではボリュームキーから選択肢が出て選ぶだったが、5.1.1 ではボリュームキーを押しても選択肢が出ない。 ボリュームキーを押してからボリュームの状態を示すアイコンをタップすることで選択肢が出るようになっている。

参考サイト

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phone/sony/sony_xperia_z1_compact_d5503.txt · 最終更新: 2019-10-22 15:56 by ore