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書いてる野郎
orebike@gmail.com
なんらかの方法で、デックの上半分と下半分を入れ替える技法。
クラシカルパスと逆で下パケットを左手操作で上パケットの上にもってくる技法。 どうっちにしても結果は同じになる。
指の操作としてはクラシカルパスの逆なのであるが、クラシカルパスよりも素早くやるのに向かない。 クラシカルパスは狭い所(右手の内側)から広い場所(両手の下方向の空間)へ重力に従って行うのに対して、ハーマンパスの場合は広い場所から狭い場所へ重力に逆らって行うので素早くやるのが難しい。
ではどういう場合に効果的なのかというと、パスを行うの準備状態を作っておいて、その後に別の大きなアクションに混ぜ込んで入れ替えを完成させる場合によく使われる。
例えば下パケットに上パケットを乗せるフリをして下パケットが上パケットで隠れた瞬間に、下パケットを倒して逆Tの状態で準備し、その後デック全体を縦や横に回転させる動作のなかで一体化させてしまうとか。
上パケットを横に倒して側面半部だけ相手に見せておいて、その見えなくなっているはずの下半分に元から存在していたかのように下パケットを追加するとか。
準備状態から、右手を大きく動かして左手から注意を逸したスキに一体化させるとか。
左手のデックをカットして上パケットのボトムを提示する場合。
この時にデック全体を上パケットと下パケットをそれぞれ逆にねじるように裏返す、手の操作の関係で下パケットのボトムも同時に露出してしまうが、 相手に提示する以外のボトムが見えると繰り返しをした場合に相手に怪しまれるので、左手の人差し指で裏返った上パケットのボトムを指差すようにして軽くカバーする
その後に提示したのとまったく逆の動作で捻じりながらパケットを重ねるのだが、このタイミングで上パケットと下パケットを入れ替える。
つまりこれで提示したカードをボトムにコントロールできる。
左手のデックをカットして上パケットのボトムを提示したと見せかけたい場合。
まず、ボトムコントロールしたい位置に小指でブレークを入れておく
上パケットのボトムをカットして提示すると見せかけて、下パケットを右手で引き抜く。
この時にデック全体を上パケットと下パケットをそれぞれ逆にねじるように裏返す。
下パケットのボトムを上パケットのカット面として提示する。
手の操作の関係で下パケットのボトムも同時に露出してしまうが、 相手に提示する以外のボトムが見えると繰り返しをした場合に相手に怪しまれるので、左手の人差し指で裏返った上パケットのボトムを指差すようにして軽くカバーする
その後に提示したのとまったく逆の動作で捻じりながらパケットを普通に重ねる。
つまりこれでブレークしているカードをボトムにコントロールできる。もしくはボトムのカードをカット面として提示できる。