左手に保持しているデックのトップカードをカバーしている右手の影に立てることでトップカードが瞬間的にスリ変わるように演出する技。

指の動きはトップショットと似ている。

ディーリングポジションから、人差し指をサイドにもってきてトップカードが扉のようにパタパタできるようにする。 ここからトップショット同様に小指、薬指あたりで引きずり出してトップカードをデックの側面へ立つようにする。 その際に左手の親指でコーナーを抑えて弾力をつける。さらに引きずりだすと親指の抑えが外れてスパンという音と共にトップカードがデック側面にくっつく形で立つ。

ここで右手でこの立ったカードがカバーされるので相手からは見えずトップが瞬間的に切り替わったように見える。 立てる際に音がなるので、それに合わせてカバーする右手の指で弾くような演出を入れるとより現象が際立つ。

立てたトップカードは左手の人差し指中指でデックのボトムに引き込んで回収できる。 ここで表裏が逆になる。ダブルリフトターンオーバーから、カラーチェンジ、消滅のように表裏問題がおきないようにもできるし、逆になることを利用して次のルーチンにつなげるのもアリ。

トップカード回収の左手の動きが若干不自然になるので、後ろに回り込ませている途中で右手で上から掴み、縦位置から横位置へもってきて、そこからさらに左手に持ち替えてカードの天地を逆に回す動作を入れると、左手の人差し指がカードのボトムに触って離れるという動作が自然になる。

デックをトップ側から掴んで、ボトム側から1枚ずつパラパラパラと連続的に落としていく技。

カードを選ばせたりする演出の一つとして使うことが多い。

簡単そうに見えて等間隔でパラパラとするのは結構難しくて練習が必要。

指先とカードコンディションに左右されやすいので古いデックでやらないほうがよい。