金属加工/缶を輪切りにする

金属加工/缶を輪切りにする

バージョンと製造年月日

2011-06-06

アルミ缶を輪切りにする

アルミ缶の胴は深絞りで作られているので薄く継ぎ目もないので輪切りにするのは結構カンタン。

まず切りたい長さのなんでもいいから台を用意する。台の幅は缶の直径よりも大きいほうがよい。その台にPカッターの刃を取り付ける。

Pカッターとは切り裂くカッターではなく引っ掻くようにキズをつけるためのカッター

Pカッターを缶の輪切りにしたい場所に当て軽く押し付けた状態で缶をぐるりと回す。これで缶に水平なキズが1周入る。このキズに合わせて何周も回って薄く薄くアルミ缶に切り込みを入れていく。たまに逆方向に回したりもする。

ある程度切り込んだら(まだ貫通はしていない)円周の一部だけカッターでグリグリ往復して貫通させる。その後にその貫通した切れ目に通常のカッターナイフを突っ込んで切り進む。2cmほど切り進んだら刃を突っ込まなくても缶をたわませるだけで自然にアルミが裂けてくれるようになる。

これで綺麗に輪切りができる。

diy/metal_work/slice_in_rounds_can.txt · 最終更新: 2017-09-27 11:17 by ore