ZINK VS チェキ

ZINK VS チェキ

モバイルのフォトプリンタというと ZINK ベースのプリンタ群とフジのチェキに大きく分かれる。

この2つは実際どうなの問題。

この2つを数年間使ってみた結果として、ZINK に軍配をあげたい。 それぞれがそれぞれに魅力はあるのだが、最終的には経年耐久性の問題で決着。

経年耐久性

チェキフィルムは印刷してから数年たってくるとどうしても白く色が抜けてくる。おそらくさらに10年ほど経つと、もうほとんど真っ白に近くなってしまうのではと思えるような色の抜け方をする。

対して ZINK はあまり経年劣化を感じさせない。色が逆に濃くなるような傾向もある。

ZINKの紙はシールになっていて貼り付けることができるのだが、このシールの糊の寿命が短く数年で劣化して剥がれてしまう。

モノとしての魅力

モノとしての所有感としてはチェキのほうが圧倒的に魅力的で、これはポラロイド文化を継承しているからだろう。

耐水耐油性

ZINK の大きな弱点として耐油性や耐水性が低いということがある。ZINK は色の三原色がレイヤーになっているようなのだが、これが水や油で溶け落ちてしまうということがけっこうあった。なので濡れた部分の色が変わってしまうということがある。

camera/zink_vs_cheki.txt · 最終更新: 2019-11-21 15:52 by ore