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書いてる野郎
orebike@gmail.com
ベトナムでは電話番号とその課金のトラッキングとしてSIMカードが存在する。 契約とかそういうのない。道端とか店とかで買えばいいだけ、身分証とかパスポートとかそういうのも必要ない。
まずはSIMを入手して電話番号とチャージ先を入手する。 電話代やらデータ通信料はここから引き落とすことになる。
当然チャージがなくなるのでリチャージ用番号が書かれたカードを購入してリチャージする。
こうなると使ったぶんの従量制のようだが、流れ的には日本の感覚で引き落とし口座が銀行からプリペイドのチャージになった感じだ。
データ通信に関しては利用できるパッケージがあってこいつを選択することにより、利用可能になる。
他にもいくつかあるが、この3キャリアでシェアのほとんどを占めている。
Mobifone が最大手なので、ここを選んでおけば問題ない Mobifoneは日本で言うならばドコモみたいな会社で最大手の通信会社の子会社である。
Mobiefoneの電波は、GSM 900, GSM 1800 を使うことになる。3Gの通信には2.1Gを使う。 なのでこの電波に対応しているSIMフリーの携帯電話が必要になる。
大体グローバルモデルと呼ばれる機種ならば問題ないと思う
ホーチミン市というのは都市でもなんでもなく、単なる人が多いだけの村なので、メインの道路の両脇がほぼ全部なんらかの店になっていることが多い。 その中で「mobifone」と看板を出しているところだと大体売っていると思う。
デカイ店はめんどくさいので、小さい個人商店の携帯電話屋で買うとヨイ。看板がなくてもその辺のジュース屋とかでも買えるが初めてだと難易度高い。
買うのにはなんの書類も必要ない。外国人だろうが誰だろうが金を払えば売ってくれる。通信会社のデカイ窓口で買うとパスポートが要るかもしれんが、そもそもそんなところで買う理由が無い。
自分が買ったのは・・・と言っても別に選んだわけじゃないが、「SIMカードをくれ」と下手くそ英語で言ったら出てきたのが「mobifone super sim 64k」だ。
よくあるデカイカードにSIMがランナーでくっついているあの形式で売られている。
2017-02-08 現在は 通常の SIM に切り込みが入っていて、 micro SIM, nano SIM にも対応しているので、別途 SIM カッターは必要ない。
SIMフリーのスマホにぶっさすだけ。今回はSony Ericsson Xperia mini(ST15i)で使えるようにした。
刺した際に言語設定が勝手にベトナム語になってしまったので手動で元に戻した。
電話番号はSIMのくっついていたカードにシールで貼り付けられている。 このシールは全部ベトナム語で記述されているので読めないのだが一番上に書いてあるのが電話番号らしい。 この SIM は本体側から電話番号を表示できないので、どこかにメモっておいたほうがいい
一部の機種ではSIMを指すだけでは使えなくて、APNを手動で設定しないといけないものもあるようだ
mobifoneでは
APN | m-wap |
user name | mms |
password | mms |
となっている。
*101#
に電話すると と表示されて、「23803VND」チャージされていることがわかる。
ちなみに23803VNDは100円程度。
mobifone用のチャージカードを買う。普通にどこでも売ってる。このカードは「The Cao」というので、その看板を目印にするといいだろう。
店で適当に英語で言えばいいが、通じない場合もあるのでその時はベトナム語で話す
「mobifone用のチャージ用のスクラッチカードくれ」 Cho toi the cao mobi(チョートイテーカオモビ)
通じたら次に金額を聞かれると思われる
Bao nhieu?(バオニュー)
200,000ぐらいあればいいので
200(ハイチャム)
と答えて、200,000 vnd 払おう。店によっては若干安いかも
裏のスクラッチをツメでこすって剥がす。
電話で
*100*123456789012#
に電話を掛ける。「*100*」に続き123456789012の部分はスクラッチした部分に書いてある番号を打つ。ハイフン無視。最後にシャープ
これでチャージ完了。あっけない
やり方は・・・ M10, M25, M70, M100, D1, MIU, BMIU ・・・を参考に
プランは・・・ MobiFone Portal :: | New Value Added Services ・・・を参考に
まず番号999
に
DATA ON
と送信。
続けて使いたいプラン(パッケージ)を送信。
DK パッケージ名
このパッケージは結構ちょくちょく変わるので
ベトナム語のアルファベットのみ版で10秒内にOKだったら
Y
を送信しろ的な文章が返信されてくるのでY
を返信する。
このY
の操作は最初の1回だけかも。その後は確認なかったような気がする。
その後スマホを再起動するとインターネット回線が使えるようになる。 私はMIUプラン(600MB/30日間/50,000VND)というものにして様子を見てみる。
NTT Docomo 等の元々日本の端末だったものをSIMロック解除したものは通信がローミング扱いになるらしく、ローミングでのデータ通信を許可しないと使えないようだ。
パッケージの継続に関しては切れた時点でキャンセルされてなければそのまま自動で継続されるらしい。
HUY BBU
の用にHUY
に続きパッケージ名を入れるとパッケージをキャンセルできる。
続いて
DK MIU
のように、再びパッケージを選択すればよい。
パッケージには通信上限が設定されていて、それを超えるとチャージ分から引き落としの従量課金に自動的に移行する。 1ヶ月600MBのパッケージで月の途中で600MBの上限に達してしまった場合、また再びパッケージを選択すればよい。 その日からまた1ヶ月600MB使えるようになる。
ベトナムは携帯電話のひったくりが非常に多い。 盗られるのは百歩譲っていいとして、同時にSIMを無くすのが痛い。
その時のために登録しておくと、同じ番号のSIMを再発行してくれるサービスがあるらしい。 ・・・これはベトナム人の知り合いに聞いただけでまだやってない。