Mercurial/無視ファイルの設定

Mercurial/無視ファイルの設定

コミット対象に含めたくないファイルを設定することができる。その設定ファイルは .hgignore という名前

無視ファイルの形式

hgignore では無視ファイルの設定記述形式に glob 方式と正規表現形式を選ぶことができる。 しかし glob 形式はかなりざっくりとした設定ができないので、ほぼ実用上はは正規表現一択だと思う。

正規表現形式のファイルは、まず行頭に正規表現ですよという宣言の syntax: re という記述をして次の行からパターンを記述する

syntax: re
^hoge$

無視記述パターン

状況 正規表現
ルートにある hoge.txt ファイルのみ無視する ^hoge\.txt$ ルート指定ということでハットから開始し、特定のファイル限定ということでドル記号で閉めている
ルートにある hoge ディレクトリをディレクトリ含め中身も全部無視する ^hoge/ ルートなのでハット開始、そこからの部分一致でOKなのでこれでディレクトリ全体を無視できる。そもそもHgにはディレクトリのみコミットするという概念がないから

特定のファイル以外無視

hgignoreでは管理候補から無視する設定がかけるが、「~以外は無視」という設定を書きたい場合があるそういう時に

/hoge/piyo/fuga/((?!unko).)+

と書くと、

/hoge/piyo/fuga/

ディレクトリのunkoファイルは対象に含めてそれ以外を無視という設定になる。

それか

/hoge/piyo/fuga/.*
!/hoge/piyo/fuga/unko

このように行頭に!をつけると、指定項目の無視指定を反転させることができる

バージョン

  • 2012-12-31

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vcs/hg/hgignore_setting.txt · 最終更新: 2017-10-10 10:50 by ore