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書いてる野郎
orebike@gmail.com
資料によると(2013-12現在)初乗り2kmまでが35B、440mごとに2Bずつ加算ということらしい。
ここで、「そうなんだ」で済ませてはいけない、タクシー運転手の行動原理がこの料金体系に集約されている。 この料金体系はとても安い。恐ろしく安い。どれだけ遠くに行っても全然払わなくていい。
2B というのは 約6円 である。10km走っても40B強、150円かそこらしかかからないのだ。
中長距離はそれなりの料金表があるらしいのだが、見たこと無い。
こうなるとどうなるのか?タクシーの運ちゃんは遠くに行きたがらなくなる。中心街で観光客を駅で言うと3駅分ぐらいを何度も運んだほうが効率がよいのだ。
具体的な行動として、遠くに行く客は「乗車拒否」である。
次にどうなるか。遠くに行く客には「メーター使用拒否」である。
ガイドブックなどでメーターを使うように交渉するとか、諦めてほかを探すとか言っているものがあるが、運転手にはこのような事情があるのだ。 つまりそこらへんで捕まえられるタクシーは大体遠くには行きたくなくて、メーターも使いたくないのだ。
なのでメーターを使うように言えば「知るか」だし、他のタクシーも全員そうなのである。ということでこちらがどんなに嫌だろうが価格交渉ということになる。 そうしないと乗れないのだから。 その中でどれぐらい安い価格を引き出すかの話なのだ。
バンコクのタクシー運転手はとにかく運転が荒い。 制限速度があるかないかしらないが完全にアウトな速度で街中をぶっ飛ばす。 車線を縫うように抜かす、車間距離は5m以下、ムカついたら煽る。
荒い。高速道路に入ると喜んで160キロオーバーでぶっ飛ばす。
それを覚悟して乗ったほうがいいだろう。電車が使える場所には電車で行ったほうがよい