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書いてる野郎
orebike@gmail.com
近場の温泉でのんびりしたかった。 同じ宿に連泊するということを前からしたかった。
はっきり言って、無計画。群馬方向に3時間ほどいけば着くだろうという計算だけして出発。
新宿駅から草津温泉まで移動開始
とりあえず大宮までの分だけ切符を買って新宿駅から埼京線に乗り込む。 当然スイカも使えたのだが、田舎の駅はスイカ改札が無いと予想し切符運用でスタートする。
埼京線のローカルで座ってゴトゴト移動
JR高崎線というやつだ。これもローカルだったかな?とにかくゴトゴト。 途中切り離しがあったので。乗るならば後方の車両がよかったな。
特に朝飯を食ってなかったのでなんだかお腹がへってきた・・・
JR吾妻線に乗り換えてゴトゴト。関東は快晴でいい天気。思わず車内で寝てしまう。
ここで切符を精算。予想通りスイカ対応の改札ではなくスイカでの精算はできなかった。 大宮までの450円に加えて2500円追加で払って、2950円の運賃となった。
長野原草津口という駅はまったく何も無い駅でこの駅に来る人は全員草津温泉に行く。 なので完全に電車の到着と連動した草津温泉行きのJRバスに乗り込んで草津温泉まで行く。
片道670円
つまり運賃は全部で3620円、時間は約5時間ほどかかったことになる。 賞味の移動時間自体は4時間ほどだ。
バスターミナルから観光案内所に移動。観光マップをゲットし昼飯の態勢に入る。 なんだかんだで旅では地元の観光マップが一番使える。
今日泊まる予定の宿「喜和旅館」の場所を観光案内所のお姉さんに地図で教えてもらう。 単に地図に「喜和旅館」と書いてある場所へ向かっての一番太い道をペンでなぞるだけというすばらしいプレゼンをしていただく。
温泉街の観光案内所のイロイロなクォリティの低さはどこでも共通な感じだ。地元の女性が1年ぐらい腰掛ける職という位置づけなのだろう。 あとから判明するが「喜和旅館」の目の前の道を入ると湯畑まで一直線最短距離で行けるのだ。 このような情報を教えてほしいものだ。
観光パンフレットに乗っていた「そばきち」という店がそれなりにウマそうだったので、とりあえず何がうまいか食ってみないとわからんということで散策も兼ねて向かうことに。
「西の河原通り」の入り口付近に「そばきち」があった。 ざる蕎麦に舞茸つゆと鴨のつゆの2つ、舞茸天ぷらを注文、つゆと蕎麦が別売りなのが特徴的。 普通のざる蕎麦だがつゆが温かくそして若干濃い。これはこれでよし。
腹が減ってたので天ぷらもおいしくいただいて、満足。価格は観光地価格。
チェックインの時間になったので今日の宿「喜和旅館」へ向かう。
行く途中の湯畑の真横に・・・「そばきち」のもっとデカイ店舗が、探しまわった僕らって。
西の河原通りあたりをぐるりと回る。
今回の旅のメイン、保養。旅館でとにかく寝た。
2013-04-25にオープンしたという真新しい「御座之湯」という風呂に向かう。これ湯畑の真ん前ですぐわかる。
やっぱりでかい風呂はよい。 湯加減もヌルめで(おそらく39度ぐらい)だらだら入れる。最高。 当然温泉タオル購入。
温泉街のど真ん中にあるせいか、露天も無く、窓も無い。つまり開放感が無い。 ボディシャンプーとリンスインシャンプーが備え付けで有り。外はデーンと構えているが意外に中は狭い。
今回の旅の目的は保養。 舞茸はもう堪能したので普通に晩飯を食うということで「喜和旅館」から最も近い飲食店「アスペン」でピザを食う。
カフェ・アスペン Cafe ASPEN - 草津町その他/ピザ [食べログ]
久しぶりにお酒も進んでよい気分。 サワー系を頼んだのだがどれもものすごいアルコールが濃い。お酒ってこんなんだっけ? 久しぶりのお酒に変な感じ。
晩飯もそこそこに旅館に戻って就寝。なんだかんだで22:00には寝ていた。 温泉旅とは気づかないうちに消耗させてぐっすり寝させる効果があるね。
普段0時ぐらいに寝ているのが、移動して風呂入って召し食って22:00に寝たもんだから6時にはもう目がパッチリ。 グダグダとやりはじめる。
とりあえず飯を食いに行こうということでリサーチ。バスターミナルの定食屋「食事処よし」が朝07:30からやっているというので向かう。
バスターミナルの「食事処よし」に向かう。道には人っ子一人歩いていない。 到着。当然バスターミナルにも誰も居ない、店に入るも客も一人も居ない。店内もなんだか薄暗い。
朝飯が食えればいいやと思って、メニューを眺める。よせばいいのに舞茸天丼+蕎麦定食を頼む。 朝から脂ぎった天丼など食えるはずもなく・・・ぐったりして残す・・・。
そのままセブンイレブンに移動し飲み物を買って宿に戻る。
09:00あたりから昼過ぎ13:00あたりまでどっぷり昼寝する。
温泉が適当にそして豪快にそこらへんから湧き出ていて川底の毒々しい緑とあいまって独特な雰囲気がある公園を歩く。
澄んだ空気、大海原、大自然!な自然もあるが、臭い空気、おどろおどろしい湯気、危なっかしい地形という自然もある。 自然もイロイロ。
そんな温泉ぶくぶくワッショイな場所の脇になにやら日本の医学に貢献した偉人の像が立っている。 なにもこんな騒がしいところに建てなくてもね・・・
西の河原公園の奥にある草津一の大露天風呂。雑木林に囲まれた500平方メートルの岩風呂
らしい。
たしかにここはスゴイ。巨大な露天風呂でここに入って周りを眺めていると人間が動物のように感じてくる。 裸で群れてノソノソ歩きまわるトドのような感じだ。この感覚は楽しい!
巨大なのは露天風呂だけで、脱衣所も小さければ、洗い場は無し、とにかく露天風呂だけがドーンとあるのが「西の河原露天風呂」だ。
バスターミナルを見ると、草津温泉から新宿駅まで一発で帰るバスがあったのでこれで帰ることにした。 料金は3200円
新宿駅まで4時間を切っている。単に行くだけならばバスのほうが良いね。
席もそれなりに広く。寝て起きたら東京ついてた。 今回の旅はこれでおしまい。
今回の旅の目的はただただ保養なので素泊まりで予約、値段もほぼ最低価格の所にした。 一泊5000円〜7000円程度の部屋だ。
喜和旅館は、旅館というか、完全に単なる一般住宅で、その一室を貸してくれるという感じ。 トイレは綺麗。 部屋の鍵は掛け方に対する説明はゼロで内側から鍵を掛けてからドアを閉めると鍵が閉まるということだ。 気づくのに3分ほど要した
説明としては
↑らしい。
行った感じだと、特に歴史や文化的に重要なものは残っておらず観光地としてはあまり魅力はない。 しかし温泉街としては現在進行形の真っ当な発展をしており、まだまだ現役バリバリと言う感じだった。
草津温泉街自体が湯畑を中心にかなりコンパクトにできていて徒歩で、数分歩けばどこでも回れるのがうれしい。
伊香保温泉と比べたら全体的賑わっていて活気があり整備され寂れ感は無い。
草津は旅館全体のキャパはけっこうあるようで繁忙期でも安い部屋が普通に空いている。 基本的に首都圏の大学生が宿で安く酒のんで騒ぐ定番の場所のようだ。
ホテル型の高層の旅館は湯畑から離れたところにあり、昔ながらの風情のある(風)の旅館は湯畑付近に配置するという感じで 景観には気を使っているっぽい。
特に草津!といったもの無し。
手打ちそばとその県の特産品の天ぷら、そして饅頭という温泉街のフォーマットにがっちり乗っかっている。 ほぼどこでも「舞茸」の天ぷらと手打ちそばと温泉まんじゅうの押し売り状態になっている。