ロープワーク/強度低下

ロープワーク/強度低下

ロープの強度というのは真っ直ぐな状態での静荷重で表されていることが多い。単位は kN(キロニュートン) が多い。 これ以上重さを掛けると切れますという値。ちなみに人体は約 12kN の力が加わると死ぬと言われている。

ロープを結ぶということはロープの途中に捻れを作るということになり、真っ直ぐではなくなる、それによりロープにかかる負荷の力や方向が変わってしまう。 そのことにより本来発揮できるはずの性能が発揮できなくなる。 ロープを棒に1回巻いて両側から引っ張れば、その巻いてある部分に通常とは違う力がかかってしまうことは容易に想像できる。

この結びに性能低下は結び方によっても色々わかれているので注意が必要になる。

rope/ropework/reduction.txt · 最終更新: 2020-07-20 11:28 by ore