この機種の BIOS はやたら設定項目が多いのだが、逆に言うとほとんどカスタムされていないということ。 なので、設定の組み合わせによってはメーカーの想定外の状態になる。そうすると文鎮化してまったく起動できなくなったりする。

こうなってしまった場合 BIOS をリセットする必要があるのだが、そのやり方。

これは所謂 CMOS クリアというやつでデスクトップならばマザーボード上の電池を抜いたり端子をショートさせたりで行うのだが、Teclast F5R はよくわからなかったのでとりあえず裏蓋を開けてみる

本体裏の見えているネジを全部はずせば裏蓋が開く。SSD 換装用の蓋も取らないといけない。 ゴム足裏には隠しネジは無い。

蓋を開けると、パームレスト側を手前にして左側にCPUがあり右側が大きくバッテリーが搭載されている。 CPU側は黒いプレートで覆われているが、この中にわざわざ穴が開けてあって「ここショートしろよ」と言わんばかりの部分があるのでとりあえずそのへんを適当にマイナスドライバーでショートする。

その後にバッテリーからCPU側に伸びている給電ケーブルと思われるコネクタを引き抜いて 30分 ぐらいほっておく。 終わったら分解と逆の手順で組み立てる。以上。