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書いてる野郎
orebike@gmail.com
「寝かす」という日本語もスゴイが、とにかくこれがスムーズにできれば育児の苦労の半分、いや7割は終ったも同然である。 子供は起きている時間はミルクを飲むか泣くかウンコしてるかしか無いので、つまり寝る=泣いてないと同義なのである。
育児用語でこういうのがあるらしい。
子供の背中に泣くスイッチが付いていて、それが押されると無条件で泣くというスイッチである。 抱っこしてるときは寝てるのに、ベッドに置いた瞬間にまた泣くという子供の意味不明行動に対する暗喩である。
ネットを調べると背中から置くからダメという話で頭肩から置いてそのままお尻をつければヨイという説あり。
新生児にみられる、音や光等の外部刺激に対して無意識に体がビクつく現象。
この動作によって起きてしまうので刺激を抑えるか、動作自体を抑えるかが対策。
簡単に言うとデカイ布を子供に巻き付けて安心感を与え、温度変化を抑え、モロー反射を抑えることで寝かすテク。
効果は大きいが、長時間続けられないので、これでダメだと手詰まりになる。
うちの子供だけかもしれんが、おむつの交換の時に寝かせた状態では、その前にどんなに騒いでいても、すっと何もせず静かに交換されるのを待っているのである。別に何か特別なことをしてるわけでなし、マットの上に寝かせているだけである。
それでわかったのが、寝ないで騒いでいるときは、そこで無理にミルクを飲ませようとしたり子守唄をバンバン歌ったり、抱っこして揺すっても駄目なものは駄目なのである。そういう対処で何かするのではなく、そういう時は単に寝たいだけの場合が多いので、単に寝かせればよかったのである。
赤ちゃんの人生はミルクとウンコと寝ると泣くしか無いのだが、それ以外も認める。 目をパッチリ開けて、あーとかうーとか言いながら手をブンブン振り回していることもあるが、 別にそれはそれで放っておけばいい。
この時に抱っこして何十分も揺らして「寝ない」と勝手に落胆しなくていい。 泣きもせず勝手に自分で何かしてくれているのならチャンスなのでその隙に別の仕事を済まそう。
子供は泣くもんだと思っておけばいい。
子育てお母さんのブログとかを見てると、何か別のことを少ししないといけないタイミングで、 ベッドとかに泣いたまま少しおいておくことに対してなぜか「ゴメン」と書かれていることが多い。
別にそんなこといい。
あと新生児の鳴き声などその後の幼児のダダコネに比べれば全然かわいいもんである。
母親のお腹の中をシミュレートしてやると安心して寝やすいようだ。
流れとしてはお尻から置きたくなるが、これをやると頭がスっぽ抜けて落下したりするのであまりよくない。
やり方としては、体の側面をベッド全体に置くようにし、腰を着地させた後、頭側と反対の手をクロスして頭を保持しながら頭側の腕を抜くと安全かつ静かにベッドに置ける。