モノの名前

目次

モノの名前

モノの名前に関して

目的としてはアレなんだっけアレアレの検索でひっかかることを想定して書く。

シュレーディンガーの猫

量子力学の世界での重ね合わせ状態の性質で、それが観測するまで結果が確定しないという奇妙な現象を奇妙なことと説明する(結果的一般的にそうなっている)ために作られ思考実験的お話。

白と黒が重ね合わせ状態になっていて確定していない紙がある。紙が白と確定したら毒ガスを発生させる装置を組み込んだ箱があり、その中に猫が入っている。 箱は閉まっているので誰も紙を見ていない(観測されていない)。なので紙は重ね合わせ状態であり、毒ガスの状態も重ね合わせ状態となる。つまり猫も生死の重ね合わせ状態になる。

という猫が生きていて死んでいるという意味不明なことになりますけど、量子力学ではそういうこと起きるんです! って言いたい話。

こういう部分から転じて2つの相反する状態が意味不明な理由で同時に成立、もしくは不明状態で、何かのきっかけ意味不明に決定するような話でこの単語が出てくる。 そのときには「猫」の部分がその対象に置き換わったりする「シュレーディンガーの○○」という感じになる。

もしくは、適当に言いたいだけの時に出てくる。

テセウスの船

板で船を作る。使っているうちに船は壊れるので壊れた部分の板を取り替えて直す。それを繰り返していくと最初に作った板は全部取り替えられてしまいオリジナルの板はなくなってしまう。 その船は最初の船と同じと呼べるのだろうか?

という話。

別に悩むようなことでなく、単に何を「同じ」と呼ぶかの考え方の話。

もしくは、適当に言いたいだけの時に出てくる。

ケモメカニカル効果

水中ではガラスの割れのヒビの伝達が非常に緩やかになるという現象。 緩やかなので、ヒビが広く伝達しない。

これはガラスを構成するシリコンと酸素の結合に水が作用して通常に割れるより速いスピードでその結合を切ってしまうようで、割れが伝播しないということらしい。 水中では水圧により割れの衝撃が吸収されてしまうというのも要因らしい。

これを利用すると、板ガラスをハサミでジョキジョキ切るということができる。切るというよりもハサミを当てた部分だけ細かく割れているようだ。

疑問なのは、水を入れたガラスのコップがなぜボロボロに腐食しないのか?ということ。 水が結合を切るなら、それが破断面だけでなく、表面で起こってもよさそうだが。

マンデラ効果

存命の南アフリカ大統領だったネルソン・マンデラが何故か「1980年に獄中死した」と一部に事実認識として広まってしまったような、根も葉もないデマが根拠も無く広まってしまい、しかもそれを認識している人たちが事実だと思ってしまうような現象

コブラ効果

毒蛇コブラを駆除するために、コブラの死体を買い取るとしたところ、コブラの養殖が始まってしまって逆に増えてしまったという逸話から、 問題を解決しようと思って行った施策が思いもよらず逆効果になってしまうこと。

マジシャンズチョイス、マジシャンズセレクト

自分の意思で選んでいるのに、結果相手(マジシャン)にコントロールされているという手順、話法、心理的操作。j

タネは単純で、はっきりしたゴールを先に示さずに相手に選ばせて、その結果によって後で対応を変えることでどのような選び方をしても(マジシャンの)意図するゴールへ導くというもの。

  • 赤か青か選んでください
  • (赤を選ぶ)
    • 赤はあなたのカードですので持っておいてください
    • 青のカードは私(マジシャン)が使います
  • (青を選ぶ)
    • ではあなたが選んだ青を使いましょう、赤は大切にあなたが保管してください

このように相手がどちらを選んでもマジシャン側が青を使うという結果に導けるというもの。 これだけでも不自然ではないし、さらに後付けで、赤のカードに意味を持たせればさらに信憑性があがる。

このような例だけでなく、もっと根本的に、どちらを選んでも別々の対応ができるようにしておくと、相手は選んだという行為によって流れに介入していると思っているのでより思い込みが強く入る。

そもそもマジックは相手が思ってもみないことをやって驚かせることに主眼があるので先を教えずになにかをやらせることと相性がよい。

ゴッドレイ

雲の切れ間から太陽光が筋状に漏れ出す現象

メニスカス

柱状の容器に液体を入れた場合に、その内側の壁面側が少しだけ持ち上がって液面が水平にならず凹む現象。 一般的には凹むが、液体の種類によっては盛り上がる場合もある。

メスシリンダー等の液体の体積を計量する容器はこの現象を織り込んで作られているため、 使う場合はこのメニスカスの下限を読むという設計になっている。

自分は「目に透かし」て読むと思っていた。 ぜんぜん違う意味でギリシャ語で「三日月」の意らしい。

シンデレラフィット

無関係に作られた何か(容器や内容物)の2つのモノが偶然にピッタリハマる現象。

トロッコ問題

いくつかのバリエーションがあるが、多数の命の選択権が自分にある場合に、合理的な選択とはいえその決定を下せるのか、倫理的に許されるのかというやつ。昔からある思考実験ではあるが、サンデル教授の、「いまから正義の話をしよう」みたいなやつから広まった。

暴走トロッコがあり自分はポイントの切替えができる。右に切り替えれば1人だけ左に切り替えれば3人死ぬ。現状左になっていて、あなたは右に切り替えられる立場にある。切り替えるか否か?

もっと生々しいバージョンとして、あなたは高架の上にいて、暴走するトロッコをデブと一緒に眺めている。 このままいけば線路上の3人が死ぬ。では、隣のデブを高架から線路に突き落としてトロッコを止めますか?

さらにこのデブが極悪人という設定もある。このようにドンドン条件をつめていって何が正義なのかを議論していくネタ。

コンタミネーション、コンタミ

科学実験や医学的な検査等において、その対象が汚染されること、それにより発生する間違った結果。

義務教育の敗北

ネットでよく使われる。

世の中には小中学校で身につけるような常識的な知識を知らなかったり、簡単な思考すら出来ないとんでもない馬鹿が普通に結構居るという状態を嘆いて使われる。

デザインの敗北

ネットでよく使われる。セブンイレブンのコーヒーメーカーのテプラが有名。

ビジュアル的なかっこよさを重視しすぎたために本来の「機能」を著しく阻害するデザインに対して、見た目度外視で馬鹿でもわかるように事務的な文字での説明が後付けされる現象。

つまり「スーパーデザイナ様が大金もらって一生懸命作ったカッコいいデザインが単なる事務員がテプラで作ったデザインで遥かに劣る文字を貼り付けたシールに機能において圧倒的に敗北している」から転じて、そのような機能や利用者のことをまったく考えてないデザインやデザイナー、製品、それを発注、設置、導入した経緯、関係者を「今どんな気持ち???どんな気持ち?(このクズども)」と揶揄する言葉になっている。

ウルトラマン空白世代

1981年 ~ 1995年 あたりに幼少期を過ごした男子を指す。この次期にはウルトラマンの新規作成が無い。

ボビ男

服装や髪型をボビー・ブラウンを真似している野郎

ダニング=クルーガー効果

能力の低い人間が、自分の能力を実際にも過大に評価してしまう現象。 その逆に能力の非常に高い人間が、自分の能力を過小評価(正しく評価できている)してしまう現象。

能力の低い人間はその全体像が見えないので自分の位置を正しく評価できない。 能力の高い人間はその全体像の果てが見えないので位置を低く評価してしまう。

「ワタシハリナックスチョットデキル」がモロにこれにハマったのでプログラマーの間で話題になった。

ダブルカット

通常ピザは1枚を4回切って全部で8枚になるように切るが、それをさらに増やして2倍の16枚に切りわけるやり方をダブルカットと言う。

ノブレス・オブリージュ

権力者や金持ちは社会的規範となるように振る舞う義務があるという思想。

ネットとかで、金持ちや政治家が何かやったりやらかしたりすると、お前それ言いたいだけだろ的に使われるフランス語

トリアージ

大規模な災害において、患者の数が医療のキャパシティを超えた時に、患者を選別すること(大体の文脈において、助かる見込みが低い患者に対して泣く泣く無治療で切り捨てることを指す)。

ネットとかで、医療問題が起きるると、お前それ言いたいだけだろ的に 2ch とかで使われるフランス語

トロッコ問題と同じような文脈でも出てくる。

テレカン

電話やネット回線を使って遠隔会議をすること。テレフォンカンファレンスのような単語の略

どことなく漂う昭和臭な響きにちょっと使うことを躊躇する。

ご飯論法

日本語で「ご飯」のような広義(食べ物)と狭義(炊いた米)があるような言葉の曖昧さのスキをついて、結論をすり替えて相手を納得させるようなテクニックの一つ

ネットでは、詭弁を弄するようなヤツとか、論理が弱い受け答えに対して反射で論理的っぽく突っ込む際に特に意味もなくお前それ言いたいだけだろ的に使われたりする。

わら人形論法

相手の意見の一部や特殊状況限定で再定義(藁人形)し、それに対して反論することで、相手の意見全部を論破したように見せる(見せようとオレを騙そうとしているな)テクニック。

「藁人形論法」だから論を含め全部駄目!みたいなツッコミ文脈で登場することが多いが、単に論には論で反論すればいいだけで、やたら藁人形だとか言っている人はそもそも藁人形論法以外で騙される。

メメント・モリ

ラテン語で「死ぬことを忘れるな」という意味の言葉。

元々は、「どうせ死ぬのだから今を楽しもう」的なニュアンスだったが、 現代のネットでは、戸愚呂弟の

おまえもしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?

という、死を現実から切り離して見ないように生活している現代に対するチクリと一発刺す言葉として使われることが多い。

死がテーマになっている映画や小説の評に必ず出てくるキーワード。

ラブジョイの法則

議論の中で、アニメ シンプソンズ に出てくるキャラクターである ヘレン・ラブジョイ がよく使うセリフに似た言い回し

子供たちのことを考えろ

という話をもちだすことで、結論を有耶無耶にして議論を終了させる論法、もしくは論破される直前の人間が起こす行動パターン。

対象の問題を非常にパーソナルで絶対反論できない「自分の子供」に向けることで議論を終結させることを意図している。

確かにあらゆる議論による決定は未来の子供に繋がっているのであらゆるゴールは「子どもたちのことを考えろ」で停止することができる。しかし、それはゴールを感情で逸しているだけであり反論になってない。

その意図が「法則」として広まってしまったがために、半ばネタに近くなっている。

バイオミミクリー

自然界に存在する優れた設計を取り入れるという行為、考え方。

誰がために鐘は鳴る

なんか歌の歌詞とか漫画のセリフ、何かのタイトルでほとんどの場合において何の思想も無しに適当にパロディーかオマージュかして出てくる何か。

この鐘は葬式で鳴らす鐘で、その音は死んだ人とその関係者だけのモノじゃないぞ、という意味。 誰にとっても意味がある鐘だと。他人の悲しみ痛みを自分のことのように考えようという筋。

重いね。

聖者が街にやってくる

なんか歌の歌詞とか漫画のセリフで適当に出てくる何か。

ジャズの定番曲の曲名で、この曲はアメリカニューオーリンズで、葬式の後帰りのパレードで演奏される。

セキュリティーシアター

その行為をやることによって実質ほとんど意味がなく単に労力が増大しているだけなのだが、情報セキュリティ対策をしているという「気分」になることで満足感を得る儀式的対策。

古くは パスワード付き zip ファイルをメールで送り、別のメールでそのパスワードを送るという 俗に PPAP と、ペンパイナッポーアッポーペン というコミックソングと同名として揶揄される行為、パスワードの定期変更等もこれに該当する。

アービトラージ

裁定取引とも呼ばれる。

あるモノが、こっちの市場では安く手に入り、あっちの市場では高く売れる、という場合に、こっちからあっちへモノを移動させるだけで儲けることができる。 このような行為のこと。

数え役満

麻雀の役の一つ。

単独での役満の役ではないが、役と状況が複合して13飜以上になる場合があり、それを役満と同じ点数として数えようというルールの元で存在する役の一つ。

比喩表現として細かい多数の要素が順番に組み合わさって到達困難なゴールに達することを指して使われたりする。柔道のあわせ技一本と同じような使われ方をする。

似たような意味では「惑星直列」という単語も使われたりする。

惑星直列

太陽系の惑星が全部1直線に並ぶ状態。オカルト的には重力がおかしいことになり地球全体になんらかの影響が出るとか出ないとか。

一直線どころか同じ方向に見える程度でも非常に稀な状態でほぼ起こらないに等しい。 このことから、非常に稀な確率の現象がある一点において複数重なって大きな結果になることの比喩として使われる。 「数え役満」と似ているが、より宗教的オカルティックな場面で使われる。

同じような現象で「グランドクロス」というモノもある。

グランドクロス

地球を中心に太陽系の惑星が十字になるように配置される現象。天文学的には意味はないが、オカルトとしてはあまりよくない状態らしい。

名前がかっこいいので、惑星直列のヒロイックな互換単語として使われたりする。

EVAマット, EVAシート, ライオンボード, COSボード

エチレン酢酸ビニル共重合樹脂で出来た硬めのスポンジ状の板。 子供用の安全マットとして結合できるピースとして分割して売られていることが多い。

軽量で加工性が非常によく、適度に柔らかく安全性が高いので、コスプレの武器や防具の造形素材として多用される。

MOLLE SYSTEM(モールシステム)

ミリタリー系のバッグとかの表面によくついている等間隔に縫い付けられている1インチ幅のナイロンベルトがある。 このスリットにベルトを編み込んで別のバッグ固定することよってバッグをいろいろ拡張できる。 この拡張システムのことをモールシステムと言う。

PPテープ、PPバンド

ダンボールや雑誌の結束に使われる、樹脂製のベルト。大体が専用の機械によって結束し溶かすことによって固定する。

安価で強度があり大量に手に入るのでこれを使ってカゴなどをつくる手芸材料としてもよく使われる。

RCA端子、コンポジット端子

HDMIケーブルが普及する前に、ゲーム機やビデオデッキをテレビに接続するためによく用いられていた、音声用左右の赤白、映像用の黄色に塗り分けられていた端子を RCA 端子と呼ぶ。

アイレット

ハトメとも呼ばれる。革や布の穴に対して穴がそれ以上広がらないように、穴が塞がらないように補強材として入れる金属製の輪のこと。

アーモカン, アモカン, アーモ缶, アーモボックス

アメリカ軍とか軍隊が使っている弾薬を入れる金属製の箱、ケースのことをアーモカンという。

火薬が湿気を嫌うので密閉性が高い作りになっている。

イーサネットコンバータ, アクセスポイント, AP

主に有線LAN環境のルータやハブに繋いでそのネットワークを無線LANに拡張するための装置。有線LANの無線LAN(Wi-Fi)化する装置。

商品によってはアクセスポイント(AP)という名前で売られている場合が多いかも

この逆パターンの無線LANを有線化するという機能を持つ機器としてもイーサーネットコンバータの名前で売られているっぽい。

イモネジ

形状としては回す頭の無いネジであるが、寸切ネジとちがい、一端に六角の穴が空いていて、六角レンチで締めることができる。 締め込んでいくと頭が無いのでネジ穴にネジ全体が全部入り込む。回転軸への部品の固定などによく使われる

カセットガス、CB缶、N型、ダルマガス、OD缶、T型

家庭用のイワタニのガスコンロとかで使われるガスボンベのカセットガスを「CB缶」や「N型」と呼び、 アウトドアや登山、キャンプで使われるようなお饅頭型の背の低いガス缶を「OD缶」や「T型」、「ダルマガス」と呼ぶ。

シャークウィール

スケートボードのタイヤや、スーツケースのキャスター等に採用されている滑走面にジグザグの溝が掘られているタイヤ。

デザイン的な特徴として、真っ直ぐに溝が掘られているタイヤ全体をジグザグに歪ませてあるので、斜めから見たパッと見の外観が四角形に見える(ジグザグ部分が角のように見える)。

このジグザグによって、直進安定性と細かい凹凸に対する走破性が上がるらしい。

タクタイルスイッチ

機械の部品の押しボタンの一種。

押したときに「カチっ」とか「ポクッ」とかクリック感、スイッチが入った感覚が指先でわかるプッシュスイッチのことをタクタイルスイッチと言う。 タクタイルは触り心地みたいな意味。

ダブルクリップ

紙を挟んで束ねておくもので、横から見たら三角形で、挟んだ後にハンドル部分を折り返して畳める、大体においてクリップ部分が黒く塗装されているクリップのことをダブルクリップという

トースカン

精密な模型を作る場合寸法通りつくるために素材に水平垂直のグリッドを入れることがある。このグリッドを引くための道具をトースカンと言う。

金属加工とかに使うハイトゲージみたいなもの

ボンサック

あしたのジョーが担いでそうな、通称「ズタ袋」と言われているような肩掛けのヒモが1つのワンショルダーのカバンのことをボンサックと言う。

小さいものは、ボディバッグ、という名前で呼ばれることもある。

寸切、寸切ネジ、全ねじ、スタッドボルト

ネジの頭(掴んだり回したりする穴や突起)が無い棒状のネジ山だけしかないのネジのこと。 種類によっては両端のみネジが切ってある(中間部は単なる棒)ものもある

部品同士の結合のために用いられる

結束バンド、タイラップ、ケーブルタイ、インシュロック、ナイロンバンド

タイダウンベルトの一種。

棒状の物を束ねたり、固定するためのベルト状の固定用具。大体がナイロンのような樹脂製で一端に差込口が有り、そこへもう一端を差し込むことで輪を作り結束する。 ベルトには細かい反しがついており、一回締め込むと緩まないようになっている。これにより締め込みが容易になり強力に結束できる。 非常に強度が高く、人間の力レベルで引きちぎったり、ゆるめたりすることはできない。

緩まないので外す時はベルト自体を切ることになる。

安価で強度があるので用途は広い。

逆作用ピンセット

通常のピンセットと操作が逆になっていて、何もしない状態で閉じていて、指で摘むと先が開くタイプのピンセット。細かいものを保持するために使う。

ニップル

パイプの穴にねじ込んでパイプ同士を連結するために使う。

ターポリン

メッセンジャーバッグとかトラックの荷台シートとかで使う防水性のビニール生地

セルフインシュレーターマット、インフレータブルマット

キャンプで使う勝手に膨らむマット

タイダウンベルト、コンプレッションベルト

荷造りとかで使う一旦締めてからさらに締め上げられるためのバックルがついたベルト。

カバンの側面にとりつけられていて、内容物の体積を減らしたりぐらつきをおさえたりすることもある。

ソケット, ジャック, メス、プラグ、オス

何か2つを脱着するる機構の電気機器、端子、機械部品の繋ぐ穴のほうをそのように言う。差し込む方は「プラグ」

ソーシャル・ジャスティス・ウォリアー

社会正義を振りかざしてて、ネットやリアルでやたら攻撃的に騒ぐ人たちのことを指す。略して SJW。

このような人たちは往々にして、正義を免罪符に、やたらに細かいことや、被害者が居ないような誰も気にしていないこと、単なる個人的な趣向で他人を攻撃して騒ぐので、 周りから揶揄されて蔑称として SJW と呼ばれるようだ。

トルクスドライバー, トルクスネジ

ネジの一種で、六角形の星型の穴がネジ頭に空いている。高トルクをかけてもネジ頭がナメにくいという特徴がある。

メガネ電源ケーブル、メガネケーブル、メガネ型電源ケーブル

よく AC アダプタなどのアダプタ本体からコンセントまで繋ぐケーブルが脱着可能になっているものがあるが、 あの接合部に使われているコネクタ形状がメガネ状の2穴の形のモノをこのように呼ぶ。日本版の PS4 とかもこの形状だった。

実際には IEC 60320 C7 C8 という規格らしく、海外のサイトを調べるときはこっちの単語を使うとよい。 IEC 60320 - Wikipedia

昔はこの規格は IEC 320 とも呼ばれていたらしく、こちらの単語で情報もある。

ミッキー型ケーブル、ミッキーマウスケーブル、クローバープラグ

よく AC アダプタなどのアダプタ本体からコンセントまで繋ぐケーブルが脱着可能になっているものがあるが、 あの接合部に使われているコネクタ形状がミッキーマウスのシルエットような3穴の形のモノをこのように呼ぶ。 メガネ型に加えてアースがあるため3穴になっている。

実際には IEC 60320 C5 C6 という規格らしく、海外のサイトを調べるときはこっちの単語を使うとよい。 IEC 60320 - Wikipedia

昔はこの規格は IEC 320 とも呼ばれていたらしく、こちらの単語で情報もある。

ベビーキャリア、ベビーキャリー

おんぶ紐、とか、抱っこ紐、の類のモノを横文字でこう呼ぶらしいが、 その中でも登山用のバックパックに子供用の椅子を取り付けたような日常ではなく旅行仕様の長時間行動用のおんぶ用ツールをベビーキャリアとかベビーキャリーと呼ぶ。

ボルトカッター

映画とかの鎖や柵を切断するようなシーンでよく出てくる、鋼線等を切断する、2段階のテコの原理を効かせた巨大なニッパーのような工具をボルトカッターと呼ぶ。

テコの2段階組み合わせるので操作部は大きく動くが刃の部分は僅かしか動かない。 しかしその分パワーは増強されるのでその刃の硬さ噛む力をもってしてモノを切断する。

ピカティニーレール

銃器等についている幅2cmの洗濯板状のアクセサリを取り付けるためのレールがあるが、あのレールのことをこう呼ぶ。

骨太(ほねぶと)

「骨太の方針」の略。いろいろあって、日本の国家運営における「次年度経済財政運営と改革の基本方針」のことが「骨太の方針」と呼ばれていたため、それがいろいろ悪魔変形して、財政運営方針計画のことをなぜか、いい年した大人たちが「ほねぶと」と呼ぶようになっている。内容は重要なのにネーミングが本題と無関係且つ馬鹿っぽいのでよろしい。

サジタルプレーン、矢状面

主に人間を中心にした場合の視点の面の一種。鼻からヘソを通り尻の割れ目を通るような進行方向に垂直になる面を「サジタルプレーン」と呼ぶ。

サジッタは「矢」を表すので、弓矢を構えた場合の矢と弓と弦が成す面にたいしてこういう名前がついている。

バイスプライヤー、ロッキンプライヤー、バイスグリッププライヤー、グリッププライヤー

簡単に言うと、モノを掴んだ状態で手を放しても掴んでいる状態を保持してくれるペンチである。

作業性の高いクランプとしても使えるし、一時的な持ち手のような使い方もできる。

建蔽率(建ぺい率)

建物を上空から見た場合、土地面積に対しての建物(構造物)面積(水平投影面積)の占める割合、またはその割合を制限する法律。

100平方メートルの土地に70平方メートルの家が建っていた場合、建ぺい率は70%となる。

上空から見た場合なので、1階部分が狭く、2階、3階が空中にはみ出ている場合でも、そのはみ出た部分も建ぺい率の計算に入る。

外観として建物同士の間隔に影響がある。

これはそもそも防災、消防の観点で指定されるものなので、その工法や材料、位置によって緩和される。 だったら・・・地上部分が全然なくて地下が広いというのもアリ?

容積率

建物の土地に対しての建物(構造物)の総床面積が占める割合、またはその割合を制限する法律。

100平方メートルの土地に1階が50平方メートル、2階が30平方メートルの家が建っていた場合、容積率は80%となる。

100平方メートルの土地、建ぺい率50%制限、容積率800%制限ならば、そこに建てられる建物は、1階部分が50平方メートルの16階建てのビルとなる。

外観として高さに影響がある。

床面積は解釈により変化するので、そのへんはその規定がある。なのでロフト的な中階や地下室を作る際は問題になることがある。

トイプロブレム

コンピュータ(主に人工知能 AI )に問題を解かせる場合においての課題の一種。

完全に条件が決まっていて、ゴールも明確なモノを指す。 範囲が広く、条件が複雑で人間にも最適解がわからないような、現実的な難問の対義語。

結局、現実的な問題を解決できないという AI に対する失望や揶揄的な意味を持つ。

デーモンコア

ロスアラモス国立研究所で核分裂実験に使われた約6kgほどのプルトニウムの塊を指す。

核分裂の実験するために臨界ギリギリ状態を維持しながら作業するということを求められる。 研究者が非常に雑な作業(臨界状態にならないようにマイナスドライバーを使って手で支える等)を行って、案の定ミスって(うっかり落とし、うっかりドライバーが外れ)臨界状態になってしまい作業者が放射線で貫かれて死ぬ(バカ)という事件が2回もおこり、そのプルトニウムのことをそう呼ぶようになった。

核エネルギーというのはやっぱり一般人には神秘的なイメージがあるし、そこに「デーモンコア」なんていう伝説のアイテムチックな名前がついたことでキャッチーに広まった単語。

サンスネーク

北海道 で売られている菓子パンの上に羊羹(ぜんざいに近い)がエクレアのようにぶっかけてある食べ物。

アイムソーリー法

アメリカでは何か問題が起きた時に、弾みとはいえ謝罪的な発言をすると訴訟となった場合に不利(非を認める)になるという場合があった。 そのため、過失やその大小に関わらず、とにかく謝罪しないという振る舞いになることが多くなってしまった。 それが感情的に問題をこじらせてさらなる問題に発展することが少なからずあった。

そこで、問題が起こった場合に発しられた謝罪の言葉は完全な非を認めるモノとはならないという法律を作るまでなった。 その通称が「アイムソーリー法」

ヘイロー、ハロー、ハロ

2018年あたりからフォーミュラーカーに導入されたドライバーの頭部を保護するためのビーチサンダルのようなY字型のフレームのことを指す。

見た目が馬鹿っぽいが、その機能は果たしているようだ。 安全のため非常に高い強度を求められていて、車体の上にバスが乗り上げても潰れないぐらいでなければならない。

ワンダバ

特撮ヒーローモノ等で、ヒーローや正義の味方団体が出動する際にかかる特徴的な印象を持つ BGM の事を総称してこう呼ぶ、業界用語。

帰ってきたウルトラマンで使われた BGM が「ワンダバダ、ワンダバダ」とスキャットする特徴的なモノだったことが由来する。

マックジョブ

ファーストフードの下っ端店員のような、マニュアル通りにやるだけの馬鹿でもできる低賃金単純労働を揶揄してこう呼んだりするらしい。

百匹目の猿現象

ある動物の群れの中で特殊な行動が広がり、それがある閾値(100匹)を超えると、直接接触の無い別の群れにもその行動が伝播するという・・・嘘現象。嘘ウンチク

スカンジグラインド

北欧のナイフによくある刃の形状を指す。通常刃物は刃物自体の強度を確保する背から、切る部分の刃に向けてすぼまっていくが、これが刃の部分まで一直線になっていて、途中で角度が変わらないような形状の刃のことを指す。

ナイフ全体が切りつける刃の角度限界に倣うので強い力で削ぐような使い方がやりやすい。 単にナイフに沿って研げばいいだけなので研ぎやすい。

テンコジの定理

「1 + 1 は 2 じゃないぞ。オレたちは 1 + 1 で 200 だ。10倍だぞ10倍」という小島聡の発言からうまれた何か。

1 + 1 が 2 ではなく 200 という系を唱えつつもそれが10倍だと言う無茶を無茶で説明したことで語り継がれている定理。

name_of_object.txt · 最終更新: 2021-09-27 15:24 by ore