LEATHERMAN Juice CS4

LEATHERMAN Juice CS4

バージョンと製造年月日

2011-05-11

S2との迷い

ポイントはキリ。プライヤーとハサミが普通に使えるならばよかった・・・と思ってたんですけど、アウトドアだと缶とかに対する工作って結構多い。こういう時にキリが欲しくなる。

っでいざ手にしてみるとS2でいいやという気もしてきた。それほどにズシリとくる

持ってみて

全長はJuiceシリーズ共通の82.5mm、厚みは青いプレートの部分が16.6mm、コルク抜き部も入れた最大の幅は20mm程度になっている。サイズの割にズッシリくる。ポケットに常備とはいかない重さ。156gらしいが、携帯電話が無い時代ならこれでもよかったが、常備ならばこの半分がいいところだろう。ということでこいつの定位置はカバンの中となった。

レベルアップ感がいい

この手のツールはレベルアップ感がスゴイ。持っているだけであらゆる困難に立ち向かえそうな気がするw

よく使う順

  1. ハサミ 小物の切断でよく使う
  2. ナイフ 大物の切断もしくは力の掛かる切断で使う
  3. キリ 適当に棒でコジる時に使う(取り出しやすい位置に収納されているので)
  4. ペンチ 細いものを摘む、熱いものを掴むとかによく使う

他のツールは使う状況が限定的なのであったら使う程度で常用しない

各ツール

ほぼすべてのツールが片手で取り出せないと思ってよい。

ニードルノーズプライヤー

いわゆるラジオペンチ。先の合わせの精度もよく片手の力でできる作業ならばひと通りこなせそう。

バネが内蔵されていないので開く動作も自分でやる必要がある。ここはバネを仕込んで欲しい。 とくにバネは無くてもいい。

バタフライナイフ的にプライヤー部が本体に収納されている。

プライヤーの付け根の部分の強度がやや不安なので、強力に掴んで押し潰したりする用途には使えないかな。

内側のマイナスドライバー群をしっかり収納していないと折りたたみ時に引っかかる

ナイフ

切れ味のよいナイフがついている。背の部分はJuiceのボディ形状に合わせて緩やかに弧を描いている。個人的にはこのような小さいナイフはカッターナイフのような直線的形状が好き。弧を描いたナイフはチンピラチックで好かん。 img_20110515_084614.jpg

ナイフの刃自体は約58mmでギリギリ銃刀法の60mm制限内ではあるっぽいっが刃渡りは先端部から刃のある部分の最終部の直線距離なのでたぶん若干長くなってやっぱり60mm制限を超える。 img_20110515_091212.jpg

ハサミ

ペンチを閉じた状態で取り出しやすい外側についている。なんだかんだで一番良く使う。 バネが仕込まれていて使いやすい。

全開まで開くとレターオープナー的に使える。

コルク抜き

私はワインを飲まないのでほぼ不要。栓抜きのパーツがそのままアシストになる。

プラスドライバー

かなりいい感じのプラスドライバーがついている。PC用のミリネジやインチネジはちゃんと回せた。

マイナスドライバー

大中小と3本ついている。かなりエッジが鋭く処理されているのでスクレイパーのような使い方ができそうだ。しかし非常に取り出しにくくさらに鋭いので気を付けないと取り出す際に指を切る。

栓抜き

何も言いません。栓抜き。

キリ

これをキリというのかどうかわからん。先端にあまり鋭さが無いので穴を開けていくキリというよりも現状開いている穴を広げるリーマー的なツール。

断面形状がL字型になっていて先から10mmぐらいのところに穴が一個あいている。 1mm径の糸があれば、組み合わせてステッチャーみたいに強力に縫う用途に使える。

取り出しやすい位置にあるので何か棒でコジる用途ではよく使う

ノコギリ

たぶんCS4の中でいらないツールナンバーワン。 このサイズならノコギリよりもヤスリをつけてもらったほうがよい。このサイズで切れるものなら折ったほうが早い プライヤーをとじた状態で引き出せる

ランヤードリング

輪っか これも1機能として勘定にはいっているのがすごいが、そういう機能だ。 単なる輪っかでここにストラップとかを通す。輪の内径が約3mmで3mmの細引きをストラップがわりに通しておいた。

この細引きに収納できないようなツールをひっしょに引っ掛けてもっておくといい。 私は小型のホイッスルとライトをぶら下げている

最初は折りたたまれていて人間の指じゃ引き出せないのでドライバーか何かでコジって取り出そう。

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multitool/leatherman_juce_cs4.txt · 最終更新: 2019-09-17 17:10 by ore