MacBook ProのハードディスクをSSDに交換した(2013-06-23)

MacBook ProのハードディスクをSSDに交換した(2013-06-23)

使用部品

あと12時間ほどの時間。かなり時間がかかる

予定作業手順

本当はシステムをクリーンに入れ替えたいが、今回は次のMacBook購入のまでの数ヶ月のための延命措置なので既存のシステムをドライブごとクローンしてしまうことにする。

予定

  • HDDケースに320GBHDDを収納、既存のMacBookに接続しフォーマット
  • 既存のMac内蔵1TBHDD中のデータの一部を320GBHDDに移動し使用量を400GB以下にする。現在約640GB使用
  • HDDケースに500GBSSDを収納、接続しディスクユーティリティで500GBSDDをフォーマットする
  • HDDケースに500GBSSDを収納、接続しディスクユーティリティで1TBHDDをSSDにクローンする
  • 内蔵1TBHDDとSSDを換装する
  • 一旦起動して動作確認
  • HDDケースに1TBHDDを収納、接続しフォーマット
  • MacBay2を使い光学ドライブと1TBHDDを換装
  • HDDケースに320GBHDDを収納、接続。移動したファイルを内蔵1TBHDDへ戻す

実際

  • HDDケースに320GBHDDを収納、既存のMacBookに接続しフォーマット
  • 既存のMac内蔵1TBHDD中のデータの一部を320GBHDDに移動し使用量を400GB以下にする。現在約640GB使用
  • MacをシャットダウンしCommand+rを押しながら起動。リカバリーモードに入る。
  • HDDケースに500GBSSDを収納、接続しディスクユーティリティで500GBSDDをフォーマットする
  • ディスクユーティリティで内蔵1TBHDDをディスクの修復を行う
  • ディスクユーティリティで1TBHDDのパーティションを500GBSSDと同様の499.25GBに縮小する
  • ディスクユーティリティで1TBHDDをSSDにクローンする
  • Macをシャットダウン。optionを押しながら起動し外付けになっているSSDから起動できるか確認
  • 内蔵1TBHDDとSSDを換装する
  • 光学ドライブ位置にMacBay2をつかって1TBHDDと換装する
  • 一旦起動して動作確認
  • HDDケースに1TBHDDを収納、接続しフォーマット
  • MacBay2を使い光学ドライブと1TBHDDを換装
  • HDDケースに320GBHDDを収納、接続。移動したファイルを内蔵1TBHDDへ戻す

320GBHDDをフォーマット

データ退避用に余っていたHDDを使う

HDDケースに320GBHDDを収納、既存のMacBookに接続。 Disk Utilityを起動。EraseでフォーマットはMac拡張ジャーナリング名前を「mac320」にする。

結構一瞬で終了

既存のMac内蔵1TBHDD中のデータをSSDに収まるように減らす

既存のMac内蔵1TBHDD中のデータの一部を320GBHDDに移動し使用量を400GB以下にする。

多分SSDは最大容量まで入れてしまうと性能を発揮できない部分があると思うので500GBあるが、80%の容量で抑えておく。

結局660GB近くあったものを250GBぐらいまで削った。

リカバリーモードに入る

システム系のドライブを操作するためリカバリーモードで再起動する。

MacをシャットダウンしCommand + rを押しながら起動するとリカバリーモードで起動できる。

このためのシステムをインターネットからダウンロードしているのか、起動に時間が掛かるので待つ。 約10分ぐらい。

500GBSSDをフォーマットする

HDDケースにSSDをぶち込んでUSB接続。

ディスクユーティリティのEraseでフォーマットはMac拡張ジャーナリング名前を「macssd」にする。これは後で変わってしまうのでなんでもいい。

内蔵1TBHDDのパーティションを縮小する

今回、1TBのディスクを500GBのストレージに「復元」機能で引越しさせるのでパーティションのサイズを合わせる。

このサイズをあわせないと復元を行なっても「十分な容量が・・・・にありません」とか表示されて復元に失敗する。

さらにこのパーティションの変更も失敗する場合がある。ディスク自体が論理的に一部破損しているとパーティションの変更が失敗する。 このような場合FirstAidからディスクの修復をすると変更できるようになる場合がある。

↑このことに気がつくまでに2時間ほどムダにした。 事例を調べると、みなさん小さいSSDに向かって復元しているのだが・・・問題は発生していないのだろうか?

とにかく、ディスクを修復、パーティションをSSDと同一容量の499.25GBに変更した。 パーティションを縮小するときに、データの保存位置を移動させるようで、この縮小化に4時間ほど要した。

データの引越し

パーティションが同一になったので内蔵1TBHDDをソースにして500GBSSDに復元操作をしてデータの引越しを行う。

これがまた4時間ほどかかる。とにかく時間がかかる。

起動確認

本体をシャットダウンし、Optionを押しながら起動。 起動するドライブを指定できるので外付けのSSDを指定して起動する。

起動し、ファイルが過不足無く移行できていたらシャットダウン

内蔵HDDとSSDを換装

裏蓋を開け、HDDとSSDを換装する。

光学ドライブとHDDを換装

MacBay2を使って光学ドライブの位置に抜き取った1TBのHDDを突っ込む。

光学ドライブは覆いかぶさっている部品の3本のネジと、ドライブ自体を固定している3本のネジを抜くと取れるようになる。 ドライブの上部にSSDが接続されているフラットケーブルが通っているので慎重にスライドさせつつ、コネクターを引き抜く。 引きぬいたら光学ドライブが摘出できる。

MacBay2の樹脂製フレームに1TBHDDをネジ止めする。 ネジ止めするにはドライバーで回す必要があるという考慮するための頭のネジが外れていたらしく普通にネジ止めできない位置にネジ穴が付いている。 なので斜め方向から雰囲気でネジ止めする。

光学ドライブを抜き取ったのと逆の手順で1TBHDDをセットし直す。 このMacBay2の樹脂フレームはファン側には(光学ドライブにはある)ステーが無い。 ディスク挿入用のスリット側は(金属製の光学ドライブのステーに比べて)ステーが厚すぎてネジの長さが足りなくてつかない。

このままだとドライブ自体がまったく固定されていない状態になる。 完全に固定したいなら、通常よりも2mmほど長いネジを用意する必要があるだろう。

自分は・・・ファン側を留めていたネジが若干長いのでSSD側のステーの位置に使うことでとりあえずの固定とした。

裏蓋を締めて、Optionを押しながら起動。内蔵となったSSDから起動する。

1TBHDDのフォーマット

ここで・・・自分は失敗してそのままにしてしまったのだが、500GBに縮小した1TBHDDのパーティションを1TBに戻しつつフォーマットする。

退避していたファイルを1TBHDDに戻す

320GBHDDに退避していたファイルを1TBHDDにコピーしてもとに戻す。

Trimを有効化する

Macは純正でSSDを搭載するマシンに対してはSSDのパフォーマンスを保つためのTrimという機能がデフォルトで有効化されているのだが、自前で換装したマシンはこれが無効化されている。

なのでTrim Enabler | groths.orgのようなツールを使って有効化する。

記録

一応効果を実感したいので記録。

  • スイッチONからパスワード入力状態になるまで
  • パスワード入力してからアプリ(Path finderとChrome)が立ち上がるまで
  • Chromeの既存のタブのロードが全部終わるまで
  • 合計
Drive On → Password Password → boot apps complete sum
HDD 60s 60s 120s 240s
SSD 20s 10s 40s 70s

うん!早くなっている。

タグ

mac/macbook_pro_swap_ssd_2013_06_23.txt · 最終更新: 2013-10-30 17:49 by ore