MacBook Proのトラックパッドのクリックを調整した

MacBook Proのトラックパッドのクリックを調整した

MacBook Pro 2660/13.3 MC375J/A mid 2010が患者。 トラックパッドのクリックの反応が悪く3回に1回ぐらい反応しなくなったのでストレスに負けて自力で修正することにした。

まずMacBookの裏蓋のネジを全部抜いてあける。これは普通の精密ドライバーで開く

次にバッテリーを止めているネジを2本抜く。こいつは三ツ矢形状の特殊ネジなのでそれ用のドライバーで抜く。 バッテリの端にシールが貼ってあるのでこいつの上部2cmぐらいを剥がす。 透明フィルムを引っ張ってバッテリーを持ち上げると外れる。

バッテリーと本体を繋ぐコネクターは抜かずにバッテリーをひっくり返して本体の上に置く。一応紙でも敷いておく。

バッテリーを取り出すとトラックパッドの真裏が露出する。そこに六角のネジが一本刺さってる。 こいつは固定用ネジではなくトラックパッドの押し込み量調整用のネジのようだ。なのでこいつを調整する。

まず現状のネジ位置を油性ペンか何かでマーキングしておこう。

調整用ネジを締めるとトラックパッドのクリック押し込み量が減る。ある程度まで締めるとクリック不能になるぐらい押し込み量を減らすことができる。逆に緩めると押し込み量が増えるというかクリック感が軽くなって全体の建付けがガタガタになる感じになる。

たぶん買った時よりもクリックのミートポイントがズレているんだな。

  • トラックパッドユニット全体が歪んで押し込みが足りなくなっている
  • 調整ネジの裏が摩耗して押し込み過ぎになっている
  • 単純に調整ネジが緩んだ

たぶんどれかだ。1番目なら緩める必要があるし、2,3番目なら締める必要がある。

よくわからんのでまず現状位置をマーキングする。

クリックはネジを押し出す方向に働いているのだからネジが緩んでいると考えるのが自然。 なので締めながらクリックしてみてクリック不能になるところまでとりあえず締め込む。その位置をマークしてクリック不能の位置と最初の位置から1/3のところまでもってきて様子を見る。カチカチ普通にクリックできるなら、そこで一旦バッテリーを戻して組み付けて起動して動きを確かめる。また調整したい場合があるから裏蓋は締めないでハメるだけ。

これを調子がいいところまで繰り返す。

最初の一発で良い感じになったので裏蓋を閉めて完成。ストレスから開放された。

バージョン

2012-08-12

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mac/macbook_pro_adjust_trackpad_click.txt · 最終更新: 2012-08-12 09:54 by ore