menu
書いてる野郎
orebike@gmail.com
つまりキーカスタム。Keyhac というツールで Windows と設定を統一したかったが、このツール自体がややわかりにくく継続性もやや怪しかったので Karabiner-Elements で設定することにした。
やったことは orzz 配列(orz配列のさらに1個右ずらし)にすることである。
まず単純なキーの置き換えが↓の通りになる。設定は MBA の内蔵キーボードに対してだけ行っている。 完全に置き換わっているので、shift 押せばそのキーに対応したキーが出る。 説明は Karabiner-Elements のキーコード表記。
from | to | memo |
---|---|---|
caps_lock | left_control | 定番。capslock だろうが特に特別な対応は必要無い。完全に置き換わる。 |
backslash | hyphen | バックスラッシュをハイフンへ。長音記号の入力を重視 |
close_bracket | p | 2個ずらし ] |
comma | n | 2個ずらし コンマ |
i | y | 2個ずらし |
k | h | 2個ずらし |
l | j | 2個ずらし エル |
o | u | 2個ずらし |
open_bracket | o | 2個ずらし [ |
p | i | 2個ずらし |
period | m | 2個ずらし ピリオド ドット |
quote | l | 2個ずらし エル シングルクォート ダブルクォート |
right_command | spacebar | 右親指で押す予定。スペースキー 今回のキモ |
semicolon | k | 2個ずらし |
slash | comma | 2個ずらし |
spacebar | f20 | 次のカスタムで command と入れ替えたキーと区別が付かなくなるので使わないようなキーに一旦割り当ててある |
JSON を直接書くやつ
ホームポジションを右に2個ズラすことでピリオド(ドット)の割り当て場所がなくなってしまうので、それを 右 shift に割り当てる。 そうすると shift が無くなってしまうので、これをワンショットモデファイア化することで回避する。
ドットはそんな流れの中で連続的に打ち込むキーではないのでワンショット化しても実害はほぼ無い。
右小指で押すモデファイアキー。通常ならばセミコロンに割り当てるところなのだが、2個ズレてるので enter にあたる。 このページでは便宜上 mod1 と呼ぶことにする。
mod1
と組み合わせることで e
,d
,s
,f
,a
,g
が 上, 下, 左, 右, 行頭, 行末 に対応するように設定する
mod1
+ r
で IME をトグルする。karabiner elements は IME の状態取得と設定制御が可能。
今回の一番の目的。ホームポジションを右に2個ズラすことでスペースを command に割り当てることが可能になり、スペースが空くので、こいつをモデファイアとする。 役割としては第二の shift として遠いキーをホームポジションに引き寄せる
mod2
を押しながら操作すると、数字キーの段を1段下に全部下ろすようにマッピングする。
ctrl
+ h
を確実にバックスペースに割り当てる。この ctrl というのは最初に割り当てた capslock を指している。
同様に ctrl
+ j
をエンターに割り当てる。通常の操作ではほぼこれを使う。
同様に ctrl
+ ハイフン
をエスケープに割り当てる。このへんは位置感覚が怪しいので多用するかどうかは考える。
option キーを絡めたショートカットをほぼ押したことが無いので、このへんを自由に設定する。 特にホームポジションをズラしたことにより、右option をほぼホームポジション維持で押せるのでこれは大きい。