Macbook Air M1 2020 / Karabiner-Elements

Macbook Air M1 2020 / Karabiner-Elements

つまりキーカスタム。Keyhac というツールで Windows と設定を統一したかったが、このツール自体がややわかりにくく継続性もやや怪しかったので Karabiner-Elements で設定することにした。

やったことは orzz 配列(orz配列のさらに1個右ずらし)にすることである。

単純なキーの置き換え

まず単純なキーの置き換えが↓の通りになる。設定は MBA の内蔵キーボードに対してだけ行っている。 完全に置き換わっているので、shift 押せばそのキーに対応したキーが出る。 説明は Karabiner-Elements のキーコード表記。

from to memo
caps_lock left_control 定番。capslock だろうが特に特別な対応は必要無い。完全に置き換わる。
backslash hyphen バックスラッシュをハイフンへ。長音記号の入力を重視
close_bracket p 2個ずらし ]
comma n 2個ずらし コンマ
i y 2個ずらし
k h 2個ずらし
l j 2個ずらし エル
o u 2個ずらし
open_bracket o 2個ずらし [
p i 2個ずらし
period m 2個ずらし ピリオド ドット
quote l 2個ずらし エル シングルクォート ダブルクォート
right_command spacebar 右親指で押す予定。スペースキー 今回のキモ
semicolon k 2個ずらし
slash comma 2個ずらし
spacebar f20 次のカスタムで command と入れ替えたキーと区別が付かなくなるので使わないようなキーに一旦割り当ててある

複雑な設定

JSON を直接書くやつ

右 shift のワンショットモデファイア化

ホームポジションを右に2個ズラすことでピリオド(ドット)の割り当て場所がなくなってしまうので、それを 右 shift に割り当てる。 そうすると shift が無くなってしまうので、これをワンショットモデファイア化することで回避する。

ドットはそんな流れの中で連続的に打ち込むキーではないのでワンショット化しても実害はほぼ無い。

enter キーをモデアフィア化(mod1)

右小指で押すモデファイアキー。通常ならばセミコロンに割り当てるところなのだが、2個ズレてるので enter にあたる。 このページでは便宜上 mod1 と呼ぶことにする。

mod1 によるカーソルキー実装

mod1 と組み合わせることで e,d,s,f,a,g が 上, 下, 左, 右, 行頭, 行末 に対応するように設定する

mod1 による IME 制御

mod1 + r で IME をトグルする。karabiner elements は IME の状態取得と設定制御が可能。

スペースキーのモデファイア化(mod2)

今回の一番の目的。ホームポジションを右に2個ズラすことでスペースを command に割り当てることが可能になり、スペースが空くので、こいつをモデファイアとする。 役割としては第二の shift として遠いキーをホームポジションに引き寄せる

mod2 による遠いキーのホームポジション化

mod2 を押しながら操作すると、数字キーの段を1段下に全部下ろすようにマッピングする。

通常の操作をコンビネーションで行う

ctrl + h を確実にバックスペースに割り当てる。この ctrl というのは最初に割り当てた capslock を指している。

同様に ctrl + j をエンターに割り当てる。通常の操作ではほぼこれを使う。

同様に ctrl + ハイフン をエスケープに割り当てる。このへんは位置感覚が怪しいので多用するかどうかは考える。

option の活用

option キーを絡めたショートカットをほぼ押したことが無いので、このへんを自由に設定する。 特にホームポジションをズラしたことにより、右option をほぼホームポジション維持で押せるのでこれは大きい。

mac/macbook_air_m1_2020/karabiner_elements/start.txt · 最終更新: 2021-11-10 13:36 by ore