Lionをクリーンインストールした(2012-01-09)

Lionをクリーンインストールした(2012-01-09)

バージョンと製造年月日

2012-01-09

計画

  • 現状のデータの退避?
  • Snow Leopard状態のメモ
  • Lionのインストールイメージの用意
  • ハードディスクの換装
  • Lionのインストール
  • Snow Leopardの基本設定戻し
  • Snow Leopardでインストールしたやつ戻し
  • データ戻し

現状のデータの退避

何があるといけないので退避する。

現状のSnow LeopardでSMBで外部のWindowsのディレクトリをマウント、そこへホームディレクトリの主要フォルダを1個ずつdmgのイメージとして書きだした。

Mac上にはWindowsのファイルシステムには書き込めないファイルがいくつかあるのでこれを避けるためにイメージ化した。dmgファイルはMacのディスクユーティリティで作ることができる。

・・・の流れで進めていたのだが、うまくアーカイブできないものがあったりとかいろいろ面倒なのでやめたw

Snow Leopard状態のメモ

アカウントやパスワード

  • USBメモリにコピー
  • ネットワークの設定とか基本的な部分は紙にメモ
  • 外部のWindowsにSMB経由で保存した

インストールしていたアプリとかメモ

Path finderのライセンスキーをメモ。Path FinderメニューのPath Finderについてで見れるのでメモしておく。

Lionのインストールイメージの用意

Snow Leopard で App Storeから購入する。ダウンロードが始まるので終了まで待つ。これがかなり長い

ダウンロードが終わったら「インストールしますか?」的なウィンドウが立ち上がるのでcommand+Qで閉じる

アプリケーションのフォルダの中に

Mac OS X Lion インストール.app

が存在しているので、この中のインストールのイメージのdmgファイル

Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg

を取り出す。

このdmgファイルをディスクユーティリティを使ってDVD-Rに焼く

ハードディスクの換装

現状の320GBは少ないと感じたので2.5inchで現実的な最大サイズ1TBに換装する。

MacBookProには12.5mm厚のディスクも入るそうだが元々入っているのが9.5mm厚らしいので9.5mm厚のものにする。1TBの2.5inch,9.5mm厚のHDDはほぼサムソン一択になる。

換装するにはMacBook自体を分解する精密ドライバーとHDDのマウントをばらすT8のトルクスドライバー(特殊形状)が必要なのでこれも購入。

MacBookProをひっくり返して裏のネジを精密ドライバーで全部抜く。 自分はネジの位置と種類がわからなくならないように抜いた場所にテープで貼りつけながら作業した。

全部のネジを抜くとなんの引っ掛かりもなくぱかっと裏蓋が外れる。ヒンジ側を奥にして左手前にあるのがHDDだ。 あまり開く機会が無いのでホコリやなんか食べ物の食いカスとか虫の卵みたいなやつがあったらこの機会に掃除しておこう。 案外綺麗だなw

HDDを固定している部品がネジ2個で止まっているのでその2個を緩める。そうするとその固定している部品が外れる。 外したあとに透明のフィルム状の取っ手を引っ張るとHDDが持ち上がって外れる。

ここで嬉しくなって勢いよく取り出すとMacBookとHDDを接続しているフラットケーブルがぶっちぎれるので注意

そーっと持ち上げたあとにフラットケーブルを慎重にHDDから引きぬく。摘出完了。

取り出したHDDの四隅にあるT6のトルクスネジ(特殊形状ネジ)を抜いて、新しいHDDに移植する。このネジ頭の出っ張りを引っ掛けてMacBookに固定するので移植しないといけない。

フィルム状の取っ手も引き剥がして移植する。

新しいHDDにフラットケーブルを接続してさっきと逆のやり方でMacBookに取り付ける。取り出すより難しいw

固定部品を元に戻して、裏蓋をはめ込んで、ネジを全部締めれば完了

今回は9.5mm厚のHDDを使ったが換装してみてスペースを見るとやっぱり隣のバッテリーとの落差が3mm程度。 やっぱり12.5mm厚はギリギリということで間違い無いと思う。位置的にエアフローとは無縁の場所だから

取り出したHDDの行き場

取り出したHDDは外付けのUSB接続のHDDケースにそのまま移した。

MARSHAL 2.5インチSATA専用 HDDケース ブラック MAL-2325SBK という製品。このケースを組み立てるためにネジを使うのだが、この製品はそのドライバーも同梱されている。そしてこのドライバーがMacBookProの裏蓋を留めているネジにジャストフィット。

なのでこの製品を買えば精密ドライバーは買う必要が無い。

Lionのインストール

組みあがったMacBookProに電源を接続しておもむろにスイッチオン!

起動するのでLionのインストールイメージを書き込んだDVDをぶっ込む。 Macってシステムが無くてもマウスカーソルが使えるんだね。へー。黒い画面とは無縁の世界w

HDDに何も入っていないので勝手にDVDからシステムが起動する。これが結構かかる。10分ぐらいMacBookが唸ったのちウィンドウが開く

ウィンドウからディスクユーティリティを選択

左ペインにさっき交換したHDDが見えているので選択

消去をクリックして Mac 拡張(ジャーナル)を選択 名前は mac とか hdd とか 適当にして消去ボタンクリック

すぐに終わるのでディスクユーティリティを終了させる

そうするとまた最初のウィンドウが開くのでLionの再インストールみたいなやつを選ぶ

あとは指示に従っていけば新しいHDDにゼロからLionがインストールされる。 やったね!

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mac/lion/to_lion_clean_install.txt · 最終更新: 2017-10-10 11:00 by ore