人生哲学

人生哲学

人生は公平ではない。それに慣れよ。(ビル・ゲイツ)

本当にそう思う。だから自分の持っている武器は何かを認識して、それで勝負していくしかない。

その状態が良いとは言ってない。現状が悪いことに文句を言って人のせいにするな、自分が変わればよいと言っている。現状からよりよくなる方法を考えるしかない。

自分の経験から

人生の中で悪いことは起きる、しかし最悪なことはそうそう起きない

自分は本当に取り越し苦労が多いので落ち着けるためにこのように思っている。 実際本当にそう。最悪はあまり起こらないから最悪なのである。

(責任を取れる能力がない人の)責任を取るとは、次のチャンスを失うということである

仕事でもなんでも「責任取る」とか「自己責任」とかいうが、じゃそもそも責任なんか無い人、責任を取れない人が責任を取るとはどういうことか?

それは、次のチャンスを失うということである。

責任を取れない代わりにチャンスを失うのである。

システムとは誰が何時やっても同じ結果になる仕組みのことである

つまり個人技能によらないゴールの達成をもたらすものである。

システム開発とはそれを作ることである。なので業務ソフトウェアプログラミングだけでなく日常でもシステムは作れる。 逆にシステム開発とはこれをゴールに進めなければならない。

人間ができないことはシステムでも達成できない。 システムは単純に人間のやることを正確に大量に高速にこなすだけである。

管理するモノがあるということはそれを管理するということである

何かテクニックを使ったととしてそれは減りはしない。管理が必要だから管理するのである。 減らせるなら、それはそもそも管理対象ではない。

しかし、管理する単位を変えたり、順番を工夫することで管理の手間や煩雑感を和らげることはできる。

世の中はほぼ凡人かそれ以下でできている

自分も含め世の中はほぼ凡人かそれ以下でできている。なので問題をスーパーヒーローが出てきてそれをうまく解決してくれることなんて無い。解決できる凡人が解決するのだが、結果はそれなりかそれ以下である。自分ができないなら結果も期待すべきでない。

何か問題があることに政府を叩く人がいるが、そのへんも全部自分の延長である凡人だからである。

それを変えられるのは教育である。

仕事は仕事ができるやつに頼まない、この仕事ができると知っているやつに頼む。

凡人が普通に仕事しても成果なんか出ない、トントンかマイナスである

凡人が普通に仕事しても成果なんか出ない、ほとんどがトントンかマイナスである。 では凡人はどうしないかといけないかというと「頑張る」しかない。

よく「頑張り」を評価しないで「結果」で評価、みたいな話があるが、こんなことしたら、ほとんど死ぬ。 「頑張り」で評価していい。

なぜなら頑張りでの伸びしろが大きいからである。なので頑張らせたほうが得である。 なので頑張りを評価したほうがよい。頑張らずに結果を出せる人間はそもそも優秀な人間で、そういう人には別の評価軸が必要になる。

そもそもできる下地も才能も無い人間に「ね、簡単でしょ」なんて言って高度なテクニックを教えても意味がない。「1000本ノックしとけ」と言っておいたほうが伸びる。

生活とはモノゴトを結晶化させる活動である

モノを純化させて、規則正しく並べることが生活するということである。 頭の中を、冷蔵庫の中を、結晶化させる。

バンバン、モノを入れ、バンバン切り捨てよう。 入れるということは、結晶の素を入れることであり、捨てるとは、不純物を除去することである。

どんな結晶を作るかが意志である。

地球とは最強の意思生成装置である

意思があるから物事が前進する。

意思を連続的に発生させられる効率の良い装置が脳である。 ある物質と物質の状態の関係性、絡み合いが意思というならば別に脳でなくてもよいはず。 しかしそれは連続していないため次の意思が発生せず瞬間的に消え去る。

そして消え去った意思が、いつかまたどこかでふっと現れる可能性がある、それは連続する可能性もある。

life_philosophy.txt · 最終更新: 2020-12-16 19:38 by ore