外国語学習

外国語学習

意識

母国の言語以外に別の国の言語がほぼ同等な機能を持って存在するということを意識することが重要

自然な流れ

発音も重要であるが、それよりも重要なのは単語と単語を自然な流れ、定番の流れで組み立てられるかが重要。 当然非ネイティブは自然な流れなどわからないのである程度の決まり文句的な組み合わせを大量に暗記するしかない。

これができると相手が言っていることが格段にわかりやすくなり、自分の言っていることが発音の下手さを割り引いても通じやすくなる。

よく言う英語のリズムみたいなやつがこれ

全部わからなくていい

それが正しいのか間違っているかを判断するのには全部知っている必要がある。

いくつも外国語の検定試験はあるが、上級になってくるとネイティブでも難しくなってくる。 点数でも上級者とネイティブとはそんなに違いはなくなってくる。 しかし、圧倒的に違うのはその解く早さである。

ネイティブは知識ではなく感覚で間違った選択肢を一瞬で刈り込むことができるからである。 「もしかしてそういう使い方もあるかも」と考えず「これは無いでしょ」と一瞬で判断できる。 なので早く解ける。

しかし、実用ではそんなもの必要ない。正しいのかまちがっているのかではなく伝わるか伝わらないかだから。 だから全部わかる必要が無い。 コミュニケーションにおいても話の内容が半分ぐらいわからなくてもいい。 それでもコミュニケーションは成立する。

〇〇語はたった△△△単語でできているのトリック

よくある英語は数百単語できているというやつ。

確かに生活に必要な会話ってかなり限定された単語で伝えることができるし、そんなにシチュエーション自体が豊富ではない。人間大体毎日同じような生活をおくるから。

なのでその限定された単語を使いこなすことでその言語が出来るようになるのはわかる。 しかし実の会話になるとこれがまったく通用しない。

なぜかと言うと、会話の主題である「主語」がこの「たった数百単語」の中に入っていないことが多いからである。 主語がわかれば後の内容は自分の知識や断片的な尾ひれを拾って組み合わせることである程度推測可能になる。 しかし主語がわからないとその周辺の形容詞や動詞がいくら理解できても内容がさっぱりわからない。

2020年現在、会話で「ウイルス」ときたら、あ!「コロナ」の話題だなと。 だと会話の方向は「対策」とか「心配」とか「中国」とかそういう方向になるなとわかる。 しかし「ウイルス」という単語がわからなければ、とたんにその話題の探索範囲が広くなってしまって狭い知識では対応不可能になる。

ということで頑張って単語は覚えようぜということ。

language/studying_a_foreign_language.txt · 最終更新: 2020-02-11 17:08 by ore