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書いてる野郎
orebike@gmail.com
ゼロからということだし、絶賛されている「英語リーディング教本」の導入ということで手にとってみた。
まず文法というものを自分が全然わかってなかったということがわかるという意味でこの本は良い。
文の成分(この本では働きと言っている)と品詞と意味という3つのシステムが文法にあるということを教えてくれる。 自分が修飾語とか副詞とかなんだか雰囲気だけでゴチャゴチャに使っていたこと、つまりちゃんとなんにも文法理解していないことに気付かされる。
雰囲気で入っていかない。ちゃんと理詰めで進んでいく。これが素晴らしい。
いちいち例文の単語や文章自体が難しい。文法の説明なんだから、人間は全員Kenでモノは全部Appleでもいいぐらいと思っているんだけど、こいつは違う。
That town was culturally barren. (その町は文化的に不毛だった。)
なんて文が最初からボンボン出てくる。「文化的に不毛」なんて日本人でも日本語でこの表現使ったこと無い人いるぞ。 とにかく例文が小難しくていちいち突っかかる。
品詞に分解して働き決めて単語間の意味のつながりを記していくスタイルなのに、なぜか目的語に対してつながりを記述しない。 ここが気持ち悪い。説明しないんだったらおまじないにしておくか、そういう例文を出さないほうがいいんじゃないのか?
例文が不必要に難しい、自前で構築した理論に穴の部分がある(と読者に思われる)、この2つが組み合わさる。 そして後半のほうの文の複雑な分解が出てくる。
複雑な部分の解説で納得できるかというと、単に「僕の考えた超人」ワールドを展開されているだけのような気がしてきてなんか納得できなくなってしまう。
平易な文章で説明した理論だけで一直線で進ませたほうがいいと思うのだが・・・。この部分は残念
音声認識で対話できるモードがあるので、日本人役とアメリカ人役を一人二役でやれば発音の練習にはなるんじゃないか。
日本語の変換精度が結構スゴイので多分英語のほうもスゴイと思うから。
これは自分がよく知っているスポーツだといいね。
体を動きを教える時に「どの部位をどうする」っていう、すごい簡単な文ばっかりになる。さらに部位もそんなに多くないしとにかく同じような文が繰り返して何回も出てくる。これはいいような気がする。