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書いてる野郎
orebike@gmail.com
普通に押せばそのキーそのものの出力。何かと合わせて押せば修飾キーになるというタイプのキー設定。 有名な設定では、スペースキーにシフトキーの機能を組み合わせる SandS と呼ばれるカスタムがある。
AutoHotkey 自体にその機能は無いのだがいくつかの機能を組み合わせると同じようなことが実現できたので書いておく。
AutoHotkey にはカスタムコンビネーションという機能があって任意のキー2つを押した場合に発動するという設定ができる。 仕様によると2つのキーを指定して最初に指定したキーを押しながら次のキーを押すと発動する。 デメリットとして最初に指定したキーの本来の機能が無効化されてしまう。
そこで失った機能をもう一度割当なおすとワンショットモディファイアのような挙動になる。
実際にはこのような設定になる
`; & d::send,{Blind}{Down} `;::`;
セミコロンを押しながら「d」のキーを押すと矢印の下が入力される設定。
セミコロンは AutoHotkey ではコメントの記述になってしまうので本来のセミコロンとして扱うために バックォートをつける。
最初の行でセミコロンが無効になってしまうので次の行で再びセミコロンを割り当てている。 これで所謂ワンショットモディファイアと同様の挙動になる。
自分はセミコロンという使用頻度も低いしシビアなタイミングで入力されないキーを使っているがシフトとスペースのような両方共に超高頻度入力でタイミングがシビアなキーをこの設定でやって実用レベルで動作するかわからない。