キーボード/配列/orz配列

キーボード/配列/orz配列

主にひらがな日本語入力において親指シフトを実現するために用いられる配列。 通常のキーボードは親指の担当はスペース専用になっていて有効活用しにくい形になっている。

そこで、右手のホームポジションを j から k にズラすことで、右手親指の位置をよりスペース脇のキーに近いところに移動させようという試みの配列。

ThinkPad の US 配列ではこうなっている。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 - = BS
Tab Q W E R T Y U I O P [ ] \
Ctl A S D F G H J K L ; , Enter
Sft Z X C V B N M < > / Sft
Ctl Win Alt space Alt Ps Ctl

こいつを単純に右手側をホームポジションを1キー分右側にズラす

1 2 3 4 5 _ 6 7 8 9 0 - BS
Tab Q W E R T _ Y U I O P [ ]
Ctl A S D F G _ H J K L ; Enter
Sft Z X C V B _ N M < > Sft
Ctl Win Alt space Alt Ps Ctl

そうすると当然はみ出すキーが出てくる

=+, \|, '“, /?

この4つのキー。これはどれもプログラミングでは多用するので、ホームポジションに近い位置に再配置したい。 4つあぶれたのだから中央部に4つ未割り当ての領域ができるのだが、これは今で言うとホームポジションに位置しながら人差し指で2個分隣のキーを押すということになりやればわかるがかなり無理がある

この orz配列の強みは US キーボードでは1点右Altキーが親指で常用可能な位置に来るということなのでこのへんとの組み合わせで割り当てるのがよさそうだ

自然に考えるなら、右Alt を右手で押すのだから、これらのキーは左手担当領域に割り当てると嬉しい

使用頻度で考えると '”, =+, \|, /? この順番になるだろう。

自分は 6 は左手担当なので左に戻す

1 2 3 4 5 6 _ 7 8 9 0 - BS
Tab Q W E R T _ Y U I O P [ ]
Ctl A S D F G _ H J K L ; Enter
Sft Z X C V B _ N M < > Sft
Ctl Win Alt space Alt Ps Ctl

結局括弧も多用するのでこいつもうまい位置に移動したい [{, ]}

キーとしては6個なのだが shift も入れると 12個 割り当てたい

右alt と同時押しやりやすいのは左右のホームポジションにであるが、 右alt を有効に使いたいためにズラしたのにズレたキーを使うために右altを潰したくない

keyboard/layout/orz.txt · 最終更新: 2020-06-11 18:46 by ore