自作キーボード / スタビライザー

自作キーボード / スタビライザー

キーボードではスイッチ軸と保持軸は兼用になっているため、横に長いキーの場合スイッチ軸の真上から押さなければ軸を斜めに押し込む横方向の力が発生し動きが渋くなる。 そこで長いキーに保持用の軸を別に用意してやり、それを連動させることで端を押した場合でも両端から引き込むような動作になり全体としては垂直に動作させるようにする。 これが、スタビライザーである。

これは企画なのかもしれないが、スタビライザーは大体同じ形をしている。 台座、保持軸、連動する棒のパーツで構成される。

台座は引っ掛けるほうの爪がある足と、保持するための足になっている。 PCBには引っ掛ける方の足を突っ込む穴が大きめに空けられていて保持するための足の穴はそれよりやや小さめになっていることが多い。

組み立て自体は台座に軸を通して連動するコの字の棒のパーツで台座と軸を貫きつつ2つの台座を繋ぐようにすればよい。 そうすると2つの軸が連動して上下するようになる。

音が気になるならシリコングリス等を薄く塗布してクッションの代わりにすればよいだろう。 軸自体は結構ブラブラの状態なのでこれが摺動抵抗になることは無いと思う。

keyboard/diy_keyboard/stabilizer.txt · 最終更新: 2021-03-12 09:40 by ore