自作キーボード / キーキャップ

自作キーボード / キーキャップ

材料は安そうだが、実はこだわりだすと、キーボード制作の殆んどのコストがこのキーキャップが占めるようになる。

キースイッチと違い、全部のキーが別々なので見た目以上にコストがかかる。

素材

ABS

キーボードのキーキャップの樹脂素材の一種。所謂ザ・プラスチック

やや摩耗に弱く、使用していくと印字が消えたり表面がてかってきたりする。それがレトロな味でもある。

PBT

キーボードのキーキャップの樹脂素材の一種。摩耗に強く ABS よりよしとされている。

表面がややざらついていて手汗でペタペタならないのがよい。

熱に強いので自力で昇華印刷することができる。

印字

無刻印

キーにまったく何も書いてないモノ。

完全にタッチタイピングをマスターしている人間用ではある。

多くのキーを共有できるので、コストが安い

サイドプリント

無刻印ほど硬派になれないが、デザインとしては何も書いてないほうが好みという人向けに、キーの手前側の側面に小さくどのキーかを印字したキー。

ダブルショット

1個のキーを文字だけ別の色の樹脂で形成したキーキャップ。 文字部分の内部まで全部色がついているので、摩耗しても文字が消えることが無い。

透明のプラスチックを使ってバックライトの抜けも演出できる。

キー幅

自作で使うキーボードのキー幅は 19mm ピッチを基本に通常のアルファベットキーの幅(約18mm)を1単位として数える。

通常は

キー memo
アルファベットキー 1u
enter 2.25u
shift 2.25u, 2.75u 左右によってサイズが違う場合がある
space 6.25u
alt, ctrl 1.25u
keyboard/diy_keyboard/key_cap/start.txt · 最終更新: 2021-07-08 14:00 by ore