Unihertz Jelly Pro

Unihertz Jelly Pro

What's behind

I like small phone. In these days, a smartphone screen is getting bigger. When I put in my pocket of pants… Big screen phone is not good.

Android 7 series. No newest when it arrives.

Arrive

It arrived on 2017-09-20. There was a final check on 2017-06-06, so it took about three and a half months.

セットアップ

まず裏蓋を開ける。これが壊れそうで怖いぐらいに固い。ボディの左隅に切り欠きがあるのでそこにピックのような薄い樹脂の板を差し込んでこじるとよいと思う。

ボディの一部がメッキ塗装されているが、非常に脆く、ボディの開閉を数回やっていると確実に剥げる。 Kickstarter ではバッテリーのセットを注文している人が多かったようだが、バッテリーの予備を日常的に交換して使うというようなモノではない感じなぐらいに固い。 上部のツメを少し削ったほうがよい気がする。カバーがユルユルになってもジャケットでガードできるので失敗してもジャケットを買えばよい。

中のバッテリーが袋に包まれて装着されているのでその袋を外す。

バッテリーを外したところに nano SIM カードが2枚と micro SD カードが1枚刺さるスロットがある。 スロットと言っても、差し込みではなく、装着してカバーで押さえつける方式である。

そのカバーは本体外側に向かってスライドさせると開くようになっている。

そこの SLOT1 に nano SIM を装着して、バッテリーを戻せば完了。

デュアル SIM

4G LTE 対応の機種ではあるが、両方ともが 4G なわけでなく、4G + 2G という仕様のようだ。

Jelly, The Smallest 4G Smartphone by Unihertz — Kickstarter

How does the dual SIM cards work?
Basically Jelly can support 4G+2G network without problem as you found in FAQ. Considering some place has no 2G network, we had tried to enable 3G for the standby SIM but it needs too much effort. So currently we can only provide Jelly with 4G+2G. Sorry for that. We will keep working on it and hope we can make 4G+4G in Q4 2017

2017の第四四半期には 4G + 4G を目指していると書いてあるのでこのデュアルSIM設計は将来への拡張も見据えた設計だろう。 実質 2G などに用はない。

これは使用していくとわかるが、モバイルデータ通信をONにしておくと非常に電池の消耗が激しい。 1個でもこの状態なので デュアル SIM で運用すると、消費電力はさらに上昇する。デュアル SIM 運用は実用上できないと思ったほうがよい。

インプレ

2017-09-21 時点の印象としては、挙動や機能に関しては画面が小さい以外にほぼ不満が無い。特に動作に関しては通常用途ではまったく問題ない。

問題があるとすれば、バッテリー容量が小さすぎる、もしくは消費電力が結構多い。 厚みを1.5倍にしてもバッテリー容量をふやしていただきたい。

これはデカイ電池を搭載して裏蓋だけ交換すればよいので、大きな設計変更はいらないはずだ。

価格

Pro が 120ドルで、ハッキリ言って安すぎである。200ドルぐらいでもっとスペックアップしてもよかっただろう。

CPU

動作にほぼ不満はない。そもそもそんなサクサク感を求める機種でもないし。

しかし Amazon のレビューを見ていると、初期型は 1.1GHz らしく、一般発売になってから 1.4GHz 版 があるようだ。 自分のは初期なので おそらく 1.1 なのだろうが、特に問題は無い。

カメラ

両面にカメラはあるが、低性能というしかない。10年前のガラケーレベルである。そもそもこの機種に求められてない性能。 しかし標準のカメラアプリが結構秀逸で、起動から撮れるようになるまでがかなり速い。これは特筆すべきだろう。

これがソニーの最強モジュールとかになったらそれこそ無敵である

バッテリー(Battery)

持ち

何もしなければ1日待受するぐらいの容量はあるが、ちょっと使い始めるとみるみるうちに減っていく。 暴走ほどではないが、「Google Play 開発者サービス」が妙に消費電力がでかい。 Facebook を1時間ぐらいやったら、半分ぐらいなくなる感じ。 Wifi を使っていると減りがそうでもないので、モバイルデータ通信に問題があるのかもしれんな。

確かにメニューから SIM をオフにしておくと待機時間による電力消費がかなり抑えられる。

追加購入

現状輸送経路に問題があるらしく、公式では追加バッテリーの注文は一部の地域でしかできないようになっている。

互換バッテリー

公式ではバッテリーが買えないので互換バッテリーを調べてみる。

調べてみるとそれが特徴的なバッテリーだったので、その互換性を探ってみる。

バッテリーサイズで検索することはほぼできないのだが、950mah、3.8v という容量と電圧で調べると、 ある有名なバッテリーが引掛かってくる。

NOKIA BL-5C 系 と呼ばれるバッテリーである。 このバッテリーは Nokia の幅広い端末で長く使われていたこともあって、どこでも直ぐに手に入る。

このバッテリーは端子位置フットプリントは同様で厚さが違う3種類のバッテリーがある。

  • 一番薄い BL-4C(53.50 x 33.80 x 4.31)
  • 中間の BL-5C(53.05 x 33.84 x 5.62)
  • 一番厚い BL-6C(52.95 x 34.30 x 7.00)

このサイズは色々なサイトから引っ張ってきたが、ほぼサイズは 縦 53mm、横 34mm、 厚みが1ミリ刻みで三種類という感じであろうか。 このサイズは Jelly Pro のバッテリーとサイズがほぼ一致する。 1mm ぐらいは誤差としておそらくボディを軽い加工ぐらいでポン付け可能だろう。

もしかしたら、 Jelly Pro もこのバッテリーで容量を増やしたりできるかもしれん。

そして、この BL-5C 系の互換バッテリーを調べる。 このバッテリー、激安で100個で10000円強ぐらいで売られているものなのである。 しかも、950mah なんて甘っちょろい容量になっておらず、現代のテクノロジーで強化されているものがほとんどである。 中には 2800mah を超えているものがある。中国製なので容量詐称はバリバリだろう。

もう少し調べると、ちょっと問題があることもわかってきた。 Jelly Pro のバッテリーは Nokia系のバッテリーとは違っていて、なんだか プラスとマイナスの端子が逆に配置されているようなのだ。

このおそらくビジネス要件でバッテリーを売りたいがために Nokia の汎用バッテリーと逆の端子を採用したのだろうが、完全に失敗になっている。 純正バッテリーは思惑とズレて発送できず、しかも本体自体はバッテリーが実用レベルで持たない状態。 ユーザーは持ち歩くモノを減らしたいから小さい端末を欲しいわけで、外付けバッテリーなんか持ち歩きたくないわけである。

つまり実運用できない端末というイメージがかたまりつつある。

Unihertz のエンジニアは裏で端末の改造方法をリークすべきである。

とりあえず BL-4C を手に入れて端子部分を分解してみることにする。

やった設定とか操作方法

日本語化

言語の設定で日本語化できるのだが、SIM を一番始めに突っ込んだ時にその現地の言語に自動的に切り替わってしまうので、 特にアジアの謎言語の地域に住んでいる人は初期の英語状態の時に言語をどうやって日本語にするのかを予行演習しておいたほうがよい。

スクリーンショットを撮る

電源ボタンとボリュームダウンの同時押し。本当に同時に押し込む。

ホームボタン操作でのバイブレーション抑止

「設定 → 音 →その他の音 → タッチ操作時のバイブ」 を OFF

3G 限定化

LTE 優先にすると消費電力が大きいということで 3G 限定として動作するようにする。

2個目購入

公式サイトから注文して2個目を購入した。 2017-09-28 発注で 2017-11-07 到着。

専用ケース

ケースというかカバーというかそういうやつ。 一応買ってはみたが、付けた感じこれは不要だと思った。

en/phone/unihertz_jelly_pro.txt · 最終更新: 2019-12-31 11:35 by ore