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書いてる野郎
orebike@gmail.com
切り替えのバリエーションを「投」という言葉で表すようだ。
「単投」ならば、単純に繋げるか切るか、「双投」、「2投」ならば、Aに繋ぐかBに繋ぐかのように切り替えができるということになる。 つまりインプット1に対して何本のアウトプットがあるかということである。
アルファベットで表すと「T」になり、単投なら ST、双投なら DT と表す。数字を使って「1T,2T」のように表現されることもある。
いくつの線を同時にコントロールできるかを「極」という言葉で表すようだ。
「単極」であれば、単純に、1本の線を切ったり繋いだりするだけ。 もしくは1本の線を違う回路へ繋ぎ変えたりするスイッチということになる。
「双極」、「2極」であれば、2本の回路を同時にコントロールできるということになる。つまりインプット側に何本端子があるかということである。
アルファベットで表すと「P」になり、単極なら SP、双投なら DP と表す。数字を使って「1P,2P」のように表現されることもある。
↑を踏まえると「単極単投」は単純に1本の線の途中に挟み込むように入れるスイッチとなる。 端子は2本あるといえる
SPST
↑を踏まえると「単極3投」は左に1本あり、それを右の3本どれかに繋ぐというスイッチになる。 つまり端子は4本あるといえる
SP3T
↑を踏まえると「双極3投」は左に2本あり、それをそれぞれ右の3本どれかに繋ぐというスイッチになる。 つまり端子は右の2本とそれぞれを3切り替えする6本で、8個となる。
DP3T
3つの線を同時にそれぞれ2つの回路に繋ぎ変えるのが「3極双投」。3P2T。
この仕様のスイッチはギターのエフェクターのスイッチによく使われる。
ショーティングの逆で、切り替えのタイミングで明確にどちらからも切れている状態があるスイッチ。
スイッチ切り替えの瞬間がなく2つの回路へオーバーラップ期間があるスイッチをショーティングと言う。 動作時の電源の切り替えのように瞬間の切断も許されないような用途で使う
スライドスイッチやロータリースイッチである。
名前の通り回路によってはショートする可能性がある状態になるスイッチである。
所謂切り替えスイッチで、回路の状態を動作後も保持するタイプ。 反対はモーメンタリ
操作時だけ回路が切り替わって、離すともとの状態に戻ってしまい状態を保持しないスイッチ動作をモーメンタリと呼ぶ