電気/交流電源

電気/交流電源

交流に関する memo。

交流とは

一定周期で電流の流れる方向がプラスマイナス逆になるような電流。逆に常に一方向に流れるのは直流。 流れる方向が変動するということはそれは電圧が変動しているということである。

交流電源とは電圧の変化をエネルギーの主として用いるタイプの方法で、直流は、電流の流れそのものをエネルギーの主として用いるタイプの方法といえる。

発電所から家庭には、電子そのものがゴンゴン送りつけられているのではなく、発電所により電圧の変化がコントロールされているということになる。

電子自体は機器の中の導体中にあり、それが右に左に小刻みに移動させられて仕事をしてくれるだけで、発電所から電子が飛んできて何かしているわけではない。

アース

アースとは安全のための電流の逃げ道である。

通常回路が正しく動作しているのなら問題ない、名前の通り電流は回路をグルグル回るのだ。 しかし、回路が壊れ、運悪く別の回路が形成されてしまった場合問題になる。

回路が壊れても電源は動作しているので、電圧はかかっている状態である。 この電圧がかかっている状態で電流が流れる回路が形成されると流れる。

その回路の一部が人体だったとすると、感電死したりするのでアースはそれを防ぐ。

Live(ライブ) と Neutral(ニュートラル)

交流電源を扱う機器の端子にはよく L と N の記号が書いてある。 これはなんなのか?

L は Live を表し N は Neutral を表す。

Neutral は接地側 を指し、 Live は非接地側を指す。

交流なので電源と何かが回路を形成していて、電源から流れ出る電流が変化しているわけだからプラスとかマイナスとかは無い。 この接地とは、 電源回路が何か電力を使う部品を挟んで回路を形成していて、その電力消費部分のにつながっている N 側が接地してますよということである。

呼び方としては L 側を hot, N 側を cold とか cool と呼んだりもするようだ。L は Line(ライン) という呼び方もあるようだ。

コードの色としては L が黒で、N を白 とするようだ。

コンセントのソケットの形状としては日本式としては N 側が微妙に穴が長くなっていて、 L 側が短い。 しかし、施工する人間レベルが低くまったく無視してやられている場合も多いらしく信用できない。

electricity/ac.txt · 最終更新: 2019-09-17 17:35 by ore