Onivim/Install for Windows

Onivim/Install for Windows

Mac や Linux と比べていろいろ独自なのでメモ

Onivim 本体のインストール

https://github.com/onivim/oni/releases ここに Windows 用のインストーラーがあるのでこれを使えばインストールされる。

Mac版とは違いWindows版は別途neovimを用意する必要はなく、neovim 自体が同梱されている。

本体自体は

C:\Program Files (x86)\Oni\Oni.exe

ここにインストールされる。

init.vim の設置

init.vim というのは neovim の初期設定ファイルで、vim の .vimrc みたいなものである。 Unix系と違い Windows は設定をどこにおけばいいかよくわからない。

まず onivim を起動して、File → Preference から Edit Oni Config を選ぶ。 そうすると、onivim の中にタブが1個開いてそのウィンドウが垂直分割されて、2つのファイルが開く。 一つはいかにも設定値が大量にかかれているファイルで、もう一つはスカスカで設定値がちょっとだけ書いてあるファイル。 この設定値がちょっと書いてあるほうが自分の設定を書くファイルである。

この設定値の中に

"oni.loadInitVim": false,

という部分がコメントアウトされていると思うので、これを外し

このように有効化する。

"oni.loadInitVim": true,

これで onivim を再起動する。

また File → Preference にすると、さっきはなかった Edit neovim Config という項目が出てくるので選ぶ。 そうすると、init.vim の編集となる。

このファイルはここにある。

C:\Users\unko\AppData\Local\nvim\init.vim

Git のインストール

Vim でまともにプラグイン管理しようとするとイマドキは git 必須なのでそれも入れる。

https://gitforwindows.org/ ここにもろにあるのでダウンロードする。

インストーラーを実行する。 途中でオプションを聞かれるので、デスクトップのショートカットと毎日チェックを加えておく。 フォント設定は触らないほうがいいらしい。

Path 設定ではデフォルトの Git from the command line… を選んでおく。 こうしておくと Git のコマンド本体を Windows のコマンドプロンプトや PowerShell 等から呼び出せるように Path を通してくれる。

OpenSSL を使うようにする。

Windows 版の Git は改行コードのCRLFとLFの相互変換を自動でやる機能があるのだが、LF のままで不都合はないので、Checkout も commit もそのまま(as is)を選ぶ。

付属してくる Git Bash をどの端末で動かすか? MinTTY で問題ないと思われる。

extra option は別に問題ないので全部チェック

インストール

dein のインストール

プラグイン管理ツールの dein をインストールする。

Windows 版ではこのへんがそれっぽいファイル置き場っぽいので

C:\Users\unko\AppData\Local\nvim

ここにプラグインを置くということにする。

さっきインストールした Git bash を立ち上げる。 Git Bash は Windows 上での Git の実行環境であるのだが、簡易的な Unix 環境でもあるので、 これでいろいろオペレーションできる。

Unix と同じ操作で

C:\Users\unko\AppData\Local\nvim

まで移動する

Git Bash 上では

~/AppData/Local/nvim

このような表記になっている。

ここにプラグイン置き場として bundles を作る

$ mkdir bundles

ここに dein のインストールスクリプトを設置する

https://github.com/Shougo/dein.vim を参照

$ curl https://raw.githubusercontent.com/Shougo/dein.vim/master/bin/installer.sh > installer.sh
$ ./installer.sh bundles

インストールできたので先程の init.vim に設定を書き込んでいく

このように先程のパスを指定して書く

if &compatible
  set nocompatible
endif
" Add the dein installation directory into runtimepath
set runtimepath+=~/AppData/Local/nvim/bundles/repos/github.com/Shougo/dein.vim
 
if dein#load_state('~/AppData/Local/nvim/bundles')
  call dein#begin('~/AppData/Local/nvim/bundles')
 
  call dein#add('~/AppData/Local/nvim/bundles/repos/github.com/Shougo/dein.vim')
  call dein#add('Shougo/deoplete.nvim')
  if !has('nvim')
    call dein#add('roxma/nvim-yarp')
    call dein#add('roxma/vim-hug-neovim-rpc')
  endif
  call dein#add('vim-scripts/Wombat')
 
  call dein#end()
  call dein#save_state()
endif
 
filetype plugin indent on
syntax enable
 
" colorscheme Wombat
set clipboard+=unnamedplus

試しにカラースキーマの Wombat をインストールしてみる。 この設定を書いて。Oni を再起動して

:call dein#install()

と実行すると dein が動作してインストールが完了することがわかる。

editor/vim/neovim/onivim/install_for_windows.txt · 最終更新: 2019-02-14 09:42 by ore