Vim/秀丸からの移行

Vim/秀丸からの移行

秀丸からの移行のためのメモ

秀丸でやれる機能を Vim/メニュー で実装してしまえばそのまますんなり移行できる

秀丸のメニュー

  • ファイル
    • 新規作成
    • 開く
    • 閉じて開く
    • 上書き保存
    • 名前をつけて保存
    • カーソル位置へ読み込み
    • 印刷
    • エンコードの種類
      • Shift-JIS
      • EUC
      • JIS
      • UTF16
      • UTF16 Big
      • UTF8
      • UTF7
      • 改行 CRLF
      • 改行 CR
      • 改行 LF
      • BOM
    • 保存して終了
    • 終了
    • 全保存終了
    • 全終了

ファイル管理系

右クリックから開く

WindowsXPならレジストリに

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\vim\command]
@="\"C:\\Documents and Settings\\piyopiyo\\My Documents\\hogehoge\\vim\\gvim.exe\"  --remote-silent \"%1\""

こいつを結合する。piyopiyoはユーザー名

Windows7なら

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CLASSES_ROOT\*\shell\vim\command]
@="C:\\Users\\hogehoge\\piyopiyo\\vim\\gvim.exe --remote-silent \"%1\""

こんな感じかな

簡単に言うとgvimを

--remote-silent

オプション付で呼び出すとバッファで開いてくれる。

ファイル間移動

バッファで開いたファイルは

:ls

で一覧で見ることができる そのまま続けて

:b3

とかやると3番目のバッファとかに移行する。

:b ファイル名

とかやるとファイル名でも移行できる。ファイル名はtabキーで補完してくれるので、ファイル名を打たずにtabキーを押すと一覧から選択できるようになる。

vimでは通常未保存のバッファから別のバッファには移動できないようになっているので設定に

set hidden

と書いて移動時にバッファがhidden状態になるようにする

まぁそんなんよりも bufferlist.vim - simple, fast, and slick non-disturbing buffer list : vim online これとかをインストールすればもっと楽になる

ctrl+^で直前のバッファに移動できるので秀丸でctrl+tabを多用する人はこっちがいいかも

エクスプローラーみたいにファイルを開く

eで対象をディレクトリにすればエクスプローラーライクにファイルを開くことができる

:e ./

選択系

範囲を選択する

通常のエディタではShift+カーソルでやる操作。

vimでは、ノーマルモード時

v

でビジュアル選択モードに入ります。そこでカーソルを移動させると、選択モードに入った位置の場所から、カーソルを移動させた場所までが範囲選択されます。

行単位で選択するときは ノーマルモード時に

V

前回選択していた範囲を再び選択する

ノーマルモード時に

gv

で前回選択していた範囲が再び選択状態になります。

置換系

選択範囲を置換する

ビジュアルモードで選択した後に:を押すと

:'<,'>

このような記号が勝手に挿入されるので続いて

:'<,'>:s/hoge/piyo/cg

と打ち込めばOK。

ダイアログが出てくるので

置換して次y
置換しないで次n
一気a
キャンセルq

水平タブをスペースに変換する

set expandtab

の状態で変換したい範囲を選択。全選択なら

ggVG

とやって:でコマンドモードに入ってさらに

:'<,'>:retab

っでOK

検索系

grepしてからジャンプ

vimgrepを使うとできる、これだとカレントのフォルダの全拡張子の全ファイル検索

:vimgrep /hoge/gj *.* | cw

サブディレクトリも検索したければ

:vimgrep /hoge/gj **/*.* | cw

ウィンドウが開くのでそこで選べば飛ぶ

細かいやつ

一括してインデントを上げ下げする

ビジュアル選択モードで範囲を選択しておいて

>

で下げ

<

上げ

小文字⇔大文字

選択して

~

適当に新規ファイルを作って貼っとく

普通のエディタだと、クリップボード代わりにテキストを一時的にはっつけておくような保存しない予定の新規ファイルをよく作る。

vimではvimを起動して無いなら、コマンドで

vim hoge

もうすでに起動しているなら

:e hoge

で適当なバッファを作ることができる。そこに貼っとく

ファイルの文字コード変換

gVim(Windows版)/文字コードを変換する 参照

バージョン

  • 2009-04-22 新規

タグ

editor/vim/from_hidemaru_to_vim.txt · 最終更新: 2017-09-27 10:48 by ore