Ex Commands ではこのように、「対象範囲from」「操作」「対象範囲to」 を順番に書く。

:2,4t6

これならば 2 行目から 4行目までの3行をコピーして6行目にペーストするという動作になる。これを利用するとカーソルとは無関係にテキストをオペレーションすることが出来る。

普通に数字を書くとそれは絶対行指定になる。

10行目をコピーして、現在行(挙動としては現在行の下)に貼るには

:10t.

のようになる。

現在行は . ドット で表されるので

現在行をコピーして1個↑に貼るみたいなやつは

:.t-1

のようになる。

10行目から20行目のように絶対的な範囲を指定する場合

:10,20t.

このようになる。

現在行を起点とした相対的な範囲を指定したい場合

:.-10,.+12t100

現在行から上10行から下12行をコピーして100行目にペーストするということになる。

直前に実行したコマンドを繰り返したい場合は、ノーマルモードにおいて「アットマーク コロン」と操作する

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