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書いてる野郎
orebike@gmail.com
間抜けなバカしかいないマトリックスみたいな管理社会の話。
毎日なぜかテレビを見ながらエアロバイクを漕ぐだけの暮らし。 これは生活としてはいいほうで、ダメになるとこのエアロバイク施設の雑用係になる。
このくだらないループから抜け出すには「~タレント」みたいな、いけ好かない4人が並んで素人が芸を披露する実際に存在するあのクソ番組みたいなやつに出て認められないといけない。 しかもそこにエントリーするだけで法外な金がかかりエントリーしたからといって審査してもらえるわけでも無いという無茶苦茶仕様。 そして実際に存在するあのクソ番組同様に審査員がクソ野郎勢揃い。
主人公はなぜかその「メリット」と呼ばれる通貨を大量に持っており(遺産?)、惚れた女がそのクソ番組に出るために工面する。女は見事認められてループから脱出する「ポルノ女優として」。
惚れた女は「ポルノ女優」になりループを脱出し、主人公はエアロバイク生活に戻る。 そもそもこの男何がやりたかったのか?
生きがいを失った男は、クソ番組をむちゃくちゃにしてやろうと計画し、 出演するためにエアロバイクを漕ぎまくり出演費用を貯める。
費用が貯まり、出演もでき、そこで、この仕組みが無茶苦茶であることを中継で不満をぶちまける。 そして、ここで首を掻っ切って自殺すると脅す。
そこで、クソ審査員が、「すばらしい」と、それで番組を作ろうと持ちかけ、 主人公は番組を持ちループを脱出する。
エアロバイクを漕ぐ代わりに、快適な生活を手に入れ、その部屋で自分の首にナイフをつきつけて不満を言いまくる番組を作る生活が始まる。
ま、ありそうな、どこまでいっても管理に次ぐ管理、幸せってなんだろな系
やっぱりこのシリーズは説教臭い世にも奇妙な物語しか思えず。 安っぽくてどうにもリアルに感じられない。
1話20分ぐらいならいいかなと思えるがこの長さは無理。
もうこのシリーズは見ないだろう。