アニメ / 進撃の巨人 / ファイナル・シーズン

アニメ / 進撃の巨人 / ファイナル・シーズン

オープニングが Linked Horizon ではなくなっており、ヒロイックではなく暗くおどろおどろしい感じになっている。

60話

2020-12-16 Netflix で鑑賞

エレンたちは海まで到達したが・・・そして時は数年流れて、海の向こう側、マーレ国は別の国と戦争をやっていた。 マーレはエルディア人の巨人の力を使って軍事的に優位にたっていたが、技術の進歩によりそれが崩れつつあった。 そこで始祖の巨人の力を奪還し、再び巨人の力で他国を侵略するためにエレンたちと戦ってきたという経緯があった。

しかし、始祖の巨人の奪還に失敗。

マーレは持てる巨人の力を総力しなんとか戦いには勝利したが・・・

物語は巨人の力を継承するためのマーレ軍の継承候補員の視点で進む。

  • モロにプライベート・ライアンな特攻シーン
  • エルディア人はユダヤ人メタファーなんだろう
  • テクノロジーレベルは第一次世界大戦付近と思われる
    • 大砲の威力とかは強そうではあるが、歩兵がライフル持って特攻する要素から立体機動装置よりもかなり劣る感がある。
    • リヴァイがいたら一人で殲滅しそうである。
  • 超危険な塹壕戦現場に死んでは困るような巨人継承候補生が何故か居て、超危険な作戦に参加する。意味不明。
  • どういう経緯なのかわからんが、人物の頭身バランスが若干変。

61話

2020-12-28 Netflix にて鑑賞

話は引き続きマーレ軍視点で進む。

マーレ軍に戻り成長したライナー達が巨人を操り戦う。

戦いは一旦巨人の力を持つマーレ軍勝利で終わったが、テクノロジーが巨人に対抗しうることも明らかになってしまった。 外国にも気づかれたし、マーレ軍内でも問題として認識された。

マーレ軍エルディア人部隊は戦いが終わり、故郷で一時休暇となった。

エルディア人部隊はマーレ軍の勝利のために盛り上がってはいた。 エルディア人が巨人の力でマーレ軍を助けマーレが頂点に立ったときに開放されるという理論。 壁の中に潜入したライナーだけがそれではエルディア人が開放されない、壁の連中を倒しても意味がないことを感づいていた。

マーレ軍の結論としてはやはり始祖の巨人の力が必要。

62話

2021-01-05 Netflix にて鑑賞

ライナー達の巨人継承の選考、パラディ島への始祖の巨人の奪還作戦の回想。

ライナーは実は落ちこぼれで、鎧の巨人を継承することはできなかった。 しかし兄弟で候補生だった仲間が弟を守るためにわざと弟を落第させ、ライナーが鎧の巨人を継承することになった。

ライナー一家は完全にマーレに洗脳されていて、家族でマーレ人として暮らしたい一心で頑張っていたが、マーレ人とエルディア人ははっきりと区別があり、 それは叶わない望みとわかった。しかし経緯から鎧の巨人を継承してしまい、もう戻る場所も巨人を継承した目的もなくなってしまう。

そのような状況で始祖の巨人の奪還作戦が遂行されライナー達はパラディ島へ向かうことになる。

そんな中、アギトの巨人を継承したリーダ格の仲間が道中でユミルに食われてしまい作戦が暗礁に乗り上げてしまう。(ユミルはこれで人間に戻りアギトの巨人を継承する) 他のメンバーはアギトの巨人を再奪還して一旦軍に戻り作戦をやりなおすことを言うが、ライナーは戻る場所が無いし、失態に対しては鎧の巨人の剥奪、つまり死となるため、戻るに戻れない状態、そして作戦を続行することを決意する。

ここでライナーが精神的に覚醒し、訓練生の中でもリーダー格となる強い男へと変化する。

話は現在に戻り、現在の鎧の巨人継承候補生の一人の話。

ある傷病兵を見舞い、話を聞く。その長髪の兵は自分は正気であり病院にいる必要は無いと言う。そして戦場の地獄のそのまた先の話をしだす。 片足を失い、長髪に隠れたやせ細った顔からのぞくエレンイェーガーの目。

63話

世界中の国に嫌われているエルディア人であるが、そのエルディア人に唯一反抗したエルディア人であるダイバー家は世界に顔が広かった。 ダイバー家はエルディア人でありながら実質マーレの実権を握っていた。つまり世界の実権を握っていた。

ダイバー家当主は各国の首脳を集めて大きな会議を開く。

病院に通い傷病兵として生活(隠密行動)しているエレンと仲良くなった訓練兵ファルコ。

大会当日ファルコがライナーを呼び出して会場の地下室へ案内する。そこで、エレンとライナーが4年ぶりに対面する。

マーレはエルディア人に劣等感を植え付けて、生活にも格差をつけて自由を奪い、それを兵隊として運用(歩兵は全員エルディア人)するというちょっと現実的でないことをやっている。 それを裏で操っているのは同じエルディア人のダイバー家であり、そうなるとダイバー家の巨人の能力に記憶操作系のなにかを匂わせないと話に整合性が出ない。 しかし記憶操作ができるなら始祖の巨人を奪還する必要は無く作戦に整合性が出ない。

64話

各国首脳を集めた大会が開かれる。そここでタイバー家現当主であるヴィリー・タイバーが舞台上で語り始める。

エレンとライナー、そしてファイルコは会話しながらも当主の語りを聞く。

以前からそうだがライナーはとにかく過去の罪の意識が重くのしかかり、現在に疑問を感じつつしょうがなかったと自分に言い聞かせてきた。 そこに、偶然にも大きく人生を変えてしまい、そもそも荒れる血筋を持つ居るはずの無いエレンが目の前に居て、ライナーは頭がおかしくなってしまう。

エレンは語る。「お前は俺と同じだ」

当主は語る、マーレは実は何もしなかったと。

世界を巻き込んで大戦争していたエルディア人同士の争いを収めるため、フィリッツ王(壁の王)とタイバー家が一芝居うったという。 当時最強であったフィリッツ王であったが戦争をやめさせたいと思い、タイバー家とマーレが協力しエルディアを破り、 破れたフィリッツ王は島に逃げ隠れ壁を作って立て篭もったという体にし、マーレは世界を収め丸く収め、フィリッツ王は残されたエルディア人を守りつつ、外とは干渉せず平和を手に入れたということ。

それはマーレで語り継がれていたエルディアの悪魔的ストーリーとは異なっていた。

当主は続ける。しかし壁の中ではもうフィリッツ王の支配も、仕組みも崩壊しており、最強の始祖の巨人は王家の血筋でもないエレン・イェーガーが奪い、その力を使われたら、壁の中に埋まっている何千もの超巨大巨人によって世界は破滅すると。なので、やはり壁のエルディアを許さず、明示的に戦いを始めると。

演説の裏で、マーレの巨人の使い手たちが次々に何者かに導かれバラバラになっていく。

舞台近くの地下でその演説を聞いていたエレンは、進撃の巨人を発動させ、大会を破壊にかかる

65話

話は少し戻り、タイバー家がこの大会を開いた計画から。

(アニメ版では語られていないどういう経緯かわからんが、パラディ島の勢力が世界に対して明確に害悪があり脅威とみなされている。逆に壁内人もマーレ等の壁外勢力を脅威とみなしている)

民間人居住区域で各国首脳を集めて、タイバー家が大会を開けば、そこを必ず壁内勢力が襲いに来る、そこに巨人の力が関わればタイバー家、民間人、各国首脳も含め多数の死傷者が出る。 そうすれば世界は壁内勢力に対して一致団結する。軍人も参加するが、無能な軍人を一層して新たな組織を作れるので一石二鳥。

という計画。

現在に戻る。エレンが進撃の巨人を発動し、大会をむちゃくちゃにする。色々メチャ死ぬ。

タイバー家の戦槌の巨人が発動しエレンと対峙する。戦槌の巨人をボコボコに殴るも効かず。逆に戦槌の巨人の結晶化能力で腹を貫かれて停止する。 戦槌の巨人は結晶化能力特化型で武器や障害物を大量に生成してそれをもってして戦う。

そこに調査兵団ミカサ登場。戦槌の巨人の延髄に雷槍をぶち込みジエンド。

しかし、死なない。エレンは戦槌の巨人の発生に注目。通常使用者を中心に巨人は形成されるが、戦槌の巨人は地面から生えてきた。 戦槌の巨人は使用者内蔵型ではなく、有線リモートコントロール型だった。地面から本体を探り出し、コードを切断することでジエンド。

エレンはそれを食って巨人の力を奪う・・・とその時。

顎の巨人が加勢。エレンの首を噛みちぎろうとするが、そこにリヴァイ登場。ブレードで巨人の顎を切断する。 さらに調査兵団集結。顎の巨人に襲いかかる。

エレン達のやってることは無垢の巨人がやってたこととそう大差なく、主人公視点を割り引いてもちょっとどうなの?という印象。 確かにマーレがやってることはクソなのだが、そこまで壁内との直接的な憎しみの対立があるように描かれてきてないので、なんの躊躇もなくぶっ殺しちゃうんだって思ってしまった。

何世代も巨人を倒すためだけに仕組みを作り上げ訓練し、さらに超巨大巨人や鎧の巨人との対決でさらに経験を積み、戦闘に関して超人的閃きを持つアッカーマンの血筋をもってすれば、 なんの戦闘訓練も無い、ほぼド素人の巨人1体などあっさり瞬殺だろう。 戦闘経験があってもザコ相手に無双するヌルゲーやってただけの連中に巨人だけを倒すことに血道を上げてきた梁山泊に歯が立つわけがない。

どんなに強い格闘家、武術家でも軍隊には絶対に敵わない。

66話

2021-02-04 Netflix で鑑賞

調査兵団が顎の巨人に襲いかかるその時、車力の巨人がサポートに入りそこに獣の巨人も加勢してマーレ勢が優勢になる。 区域の外はマーレ軍が包囲し、艦隊も集まってきた。

・・・その艦隊の脇を通る小舟から、超巨大巨人がドーン!。変身の爆風で艦隊もろとも軍港を破壊。

強さを誇ったジークの獣の巨人だが、リヴァイの前に敵ではなく、あっけなく必殺、斬殺の上に爆殺。 車力の巨人も調査兵団の攻撃に倒れさらにエレンの攻撃で停止、本体も虫の息。

地下にいたライナーは巨人になり助かったが、エレンに会ったことで、罪の意識により精神が死に生きたまま停止状態に。

顎の巨人は生き残ったが、一瞬の隙きに両足をミカサに切断され、両手をエレンに引っこ抜かれる。 エレンは顎の巨人の頭を使って、硬質化して防御していた戦槌の巨人の本体を叩き割り、食い、戦槌の巨人を継承する。

そして、四肢もがれて瀕死の顎もエレンが手に入れようとする、その時、子供たちの声で覚醒したライナーの鎧の巨人が立ちはだかる。

「悲しいけどこれ戦争なのよね」という感じ。

ちょっとリヴァイが最強過ぎて、巨人とは何かを考えさせられるし、この程度で世界で1番になっているマーレって何って感じになってしまう。

世界とマーレの関係がどうであれ、壁内は外に出る気もあまりなく、マーレが死滅して、エルディア人が開放され、 さらにそいつらが、強力な暗殺集団と最終兵器をもったということで、反撃しようにも、人間一人分の隙きを与えた瞬間に、 立体機動装置で襲いかかり暗殺され、超大型巨人が街を木っ端微塵にしてくるという。そんな連中が島に籠もってくれているのだから願ってもないのでは?

ファイナルシーズンではあるが、その前提である戦争状態にあまり納得がいってなくてモヤモヤする。

67話

対峙する進撃と鎧。進撃のパンチが鎧の顎を破壊して終了。 しかしその隙きにアギトの巨人を進撃から奪う。 進撃もこのパンチで力尽き、ミカサと共に飛行船に戻る。

撤退する調査兵団。

ガキのガビが耐えきれずライフルを持って飛行船を追いかける 最後まで残っていた調査兵団をまぐれで撃ち落とし、その立体機動装置を使って飛行船へ乗り込むガビ。 それにファルコもくっついていく。

乗り込み、ライフルでシャサを撃ち殺す。当然拘束。

ガビは洗脳されているマーレの理論で騒ぐが、それを首謀者に言えと言われ、部屋に連れて行かれる。 そこには爆殺されたジークが居た。

ジークは以前からマーレの理論では動いていない気がしていたが、そうだった。 調査兵団は今回エレンとジークの企みに巻き込まれたという形だった。

ファルコはライナーのエレンに対する怯え方を目の前にしエレンの言葉を信じ始めてきている。

68話

2021-02-23 Netflix にて鑑賞

話は3年前に戻り、マーレがエルディア島に調査船団を送り出したところへ。

壁内の調査兵団はマーレの斥候を捕らえておりマーレ調査船団を察知できた。巨人の力で迎え撃つ。 そのマーレ兵たちを拘束しようとした時。あるマーレ兵がマーレ兵を撃ち殺した。

マーレは他国を支配して、その国民を最前線で兵として使うという意味不明な運用をしていたため、 その反乱分子が壁内勢力へ加勢するという形で合流することになった。

反乱分子は壁内にマーレの情報とテクノロジーをもたらした。

そして徐々に壁内と壁外の人間の交流が進む。

ジークは反乱組織のトップであったということだった。

話は現在に戻る。リヴァイはジークを森に拘束し、合流した反乱マーレ兵は次の作戦に入る前に拘束した。

アルミンは自分の決定が正しいのかどうかで精神を病んでしまっているようで、冬眠するアニの前で自問自答する。

今回の件で死んだサシャの親父(森で猟師やってるあいつ)に反乱組織の料理人が「料理を食べてください」と申し出たところ、「もちろん無料なんやろ」と返す。 結構シリアスな場面での唐突なハズシがわけわからん。あの娘にしてこのオヤジという感じではなかったような気がするが。

70話

エレンを救世主視する派閥が調査兵団の中に現れ、統制が乱れ、ハンジはそのコントロールに悩む。

ミカサはエレン派のメンバーを懲罰として牢に入れるが昔の殺人現場の記憶がフラッシュバックする。

捕らえられていたファルコとガビは仮病を使い看守を油断させた隙きにレンガで撲殺、脱走する。 逃走の途中で口論となり、その一部始終を巨人の関係で孤児となったカヤに見られる。 カヤは二人を孤児の家に迎え入れ、面倒を見る。

ガビは完全にマーレキチガイに洗脳されているので、抑えきれず、カヤを巨大フォークで刺し殺そうとする。 カヤは二人が口論していたところから見ていて、マーレから来て戻れなくなっているという人間であることを知った上で世話をしてくれていた。

そして、カヤの村につれていき話をする。親がここで巨人に食い殺されたと。 ガビはそれがエルディア人の罪が原因であるとマーレ妄想をぶち上げるが、カヤは親が食い殺される理由としてはなっとくできない(あたりまえ)。

親が巨人に食われるなか、カヤはある戦士に助けられ、その人になりたいと思って生きているのでガビもファルコも助ける。 その戦士はガビが殺した「サシャ」である。

71話

壁内のエレン派が見える形で反乱を起こす、政治のトップのザックレー総統を爆殺し、エレンは逃亡した。

トップ代理のピクシスはエレン派と対立すると内戦で多くが死ぬと判断し、対立を回避しつつ、問題の収束を図る。

反マーレの中心人物であったイェレナが周りの意図とは別に画策していることがわかってくる。

回収できないようなミアカサのアズマビト家の繋がり伏線はどうなんのよ・・・

72話

ブラウス家、カヤの家族(ガビ、ファルコ含む)、そしてサシャのオヤジがニコロにタダ飯と招かれて店に向かう。 ガビはニコロを通じてマーレと再び繋がりを持つという計画だった。

ニコロと話すタイミングができガビはマーレの戦いのことをベラベラしゃべるが、それがサシャを殺したことだとニコロはわかり、 ワインの瓶で殴る、それをファルコがかばいぶっ倒れる。ガビは拘束される。

ニコロはブラウス家にこいつがサシャを殺したことをバラし、どうしようもないダークなモードへ。 ニコロはキレてしまい、包丁でガビを刺し殺すと。

その状況に反マーレの一派と密かに調査していたハンジが合流(ニコロ繋がり)。

オヤジは、恨みの連鎖を断ち切るのが大人の役割だと、飲み込む。カヤは耐えきれず、ガビをナイフで刺し殺そうとしとめられる。 さらに雰囲気はダークになり、ガビは「殺す殺す」を連呼しまくり、

しかし、周りの大人はなんもわからんガキがしょうがないなという雰囲気で何もしない。 エルディア糞、マーレ万歳、全員殺す思想で育ったガビはその状況が理解できず精神崩壊。

ファルコは死んではいなかったが、殴ったワインにジークの体液が入っていたようで、それが体内に入るとエルディア人は硬直し、 その後ジークのコントロールで巨人化してしまうというもので、ファルコは硬直状態になっていた。なんか便利すぎて意味不明レベル。

そこにエレン派が乗り込んできてジークの居場所を教えろと、エレンはミカサとアルミンと話がしたいと、しかし手のひらにはもうすでに傷がついていた。

リヴァイはジークと隠れ家で話すがどうにも気に食わない様子。 このキャラクター目的意識と自己コントロールが完璧すぎてまったく感情移入できないので、リヴァイの気持ちがより強調される。

リヴァイは報告によりエレン派が反乱し総統を爆殺したことを知る。 そこで、スグにピクシスがエレンの始祖を奪うことを計算し、自分たちがエレンに対して使った犠牲にイラつく。

73話

イェーガー派がいろいろやる。 ゴールには向かっているのだが、行動そのものはチンピラである。

ジークは巨人化ワインを振る舞っていて、隠れ家の部隊を全員巨人化する。 リヴァイはアッカーマン一族なので効果がなかった(アッカーマンは巨人の力の影響をうけない体質)

部隊は全部巨人化しジークのコントロール下に入った。 ジークはリヴァイを倒しエレンとの接触のため逃亡を図る。

しかしリヴァイの強さは究極に達していて、通常の巨人が何人いようと関係ない。 全員殲滅して、ジーク本体の獣の巨人も一撃で葬り去る。

瀕死のジーク本体を滅多打ちにして、腹に爆薬を突っ込んで捕獲する。

74話

話は遡り、ジークの子供時代。ジークの父親はエレンの父親なので、以前のエピソードで語られた通りエルディアを復権する地下組織である。 その計画の中に巨人の力を得るというモノがあり、そのダシにジークを利用したのだった。 ジークは単に家族で暮らしたいだけだった。

ジークは戦士候補として頑張るのだがおそらく芽が無い。 そんな中、獣の巨人の前の継承者にたまたま出会い、キャッチボールをして世間話をする間柄になった。

巨人の研究をやるために獣の巨人を継承し、特に戦争に協力するわけでもなく(獣の巨人はこの本体では強い力を発揮できなかった) ノラリクラリと暮らしているオッサン。 実は元々身分を偽って、マーレ人として暮らしていて、妻子も居たが、身バレして、無理心中で妻子を失ったというやつ。

その経緯があって、虚無主義者な感じ。

そんな中、エルディア復権派の討伐が近いという情報を聞いたジークは父親と共に捕まるという状況に置かれる。 そこで、キャッチボールおっさんを親のように慕っていたため、オッサンの提案での、親を告発して、自分は助かる道を選ぶ。 (親父グリシャイェーガーはこのあと巨人化されて事実上処刑される予定だったが、内通者のフクロウに助けられて進撃の巨人を継承する。)

ジークは始祖の最強の力である、人間の人体構造を変えるという能力を知る。 この力を使えば、エルディア人自体をこの世から無くせると悟り、エルディア人を全員殺す消すは救いだという思想に至る。 完全にポアの思想である。ジークはそれを安楽死計画と呼んでいる。

そしてその思想にエレンも感化されて、共に目指すことになった。 エレンは始祖を含む巨人を多数継承していて、ジークは王家の血を持っているので、 この2つが揃うと始祖の力が使えて、エルディア人を全員消すことができるという計画になっている。 エヴァンゲリオンである。

そして話は戻り現在、リヴァイに爆薬を埋め込まれて捕らえられているジーク。 ジークは抵抗し、爆薬が爆破しジークごと馬車は木っ端みじん。リヴァイはどうなったかわからない。

しかしエルディア人を非常に差別し迫害しつつ、それを戦争の主力として使うというマーレの意味不明な運用はどう考えても成立しないように思えて納得感が無い。 しかもマーレはその差別されているエルディア的行為をまたトレースしているのであって、世界の中心になれる大義も無い。 世界はそもそも何もしてこない壁内に興味は無く、巨人で暴れているマーレに困っているはず。なんだかこのへんのつながりがあまりうまくない。

contents/tv_animation/shingeki_no_kyojin/season99/start.txt · 最終更新: 2021-04-06 10:20 by ore