2021年頃ベトナム語版で適当に鑑賞

意思を持った自動車と人間が共同で生活する世界のレスキュー隊の話。 カーズにトランスフォーマーを足してから幼児レベルにレベルダウンさせて機関車トーマス風味にしたアニメ。 意思を持った自動車たちが人間と共同生活していて、しかも変形するという特徴的な世界観であるが、その設定や説明は全く無いユルユルである。 その画ありきのアンパンマンレベルのほのぼの系で、しかもバイキンマンやドキンちゃん、そのた個性的な食べ物を顔面に持っているキャラが居ない、無個性アニメである。対象年齢は3歳か4歳ぐらいだと思われる。

通常の車は存在せず、全部意思を持っている。人を乗せて運搬するという用途にほぼ使われて無いっぽく、登場するのは主にトラックや重機などの働く車であることが多い。つまり本来の意味でのロボットたちである。明らかに人間が支配階級になっていて、管理者として描かれることが多い。それに管理される働く機械はあきらかに愚鈍、もしくは幼く(よく言えば純粋に)描写されていてやや感じが悪い。

レスキュー隊は人間の女とパトカー、消防車、救急車、ヘリ、で構成されている。 この世界ではこの4台と一部の別のレスキュー隊の車だけ人間型ロボットに変形できるっぽい。できる理由、他の車ができない理由もまったく説明がない。

登場人物は全部、善人で、邪悪というものが無い世界になっている。 悪人がいないのにトラブルがおきるというと、天変地異か人災である。なので、登場人物はほとんどが馬鹿で間抜けのである。こいつらが悪意無く工場を全焼させたり、列車を崖から突き落としたりするわけでたちが悪く、まったく反省も無いので毎回同じような深刻なトラブルがおきまくる。ウィットの効いてない機関車トーマス。

毎度トラブルがおきてロボカー隊が解決して、その後に緊急時の対応方法のレクチャーが入る番組構成になっている。

キャラ薄い、善人ばかりで邪悪が無い、安全のレクチャーが入るということで、視聴者の親にメチャクチャ媚びている内容になっている。

国も無国籍感というか、東欧のどこか無個性な国の片田舎っぽい。ロボットが出てくるのに世界のテクノロジーは1980年代よりも前な感じで通信機器の類いがほとんど出てこない。町内放送で緊急をまかなっているように見える。まったく主張ゼロのスチームパンクとも言える。中心部以外はド田舎という感じの場所で、見渡す限り何も無いみたいな世界である。 つまりレスキュー要素は中心部に集中しているのだが、なぜだから周りに1軒の家も無いような辺境にレスキュー本部がある。なので毎回そこから動物が飛び出してきた絶対に轢き殺すという危険なレベルの速度で出動する。

レスキュー隊を活躍させる必要があるのか、やたら深刻な火事や、崖からのトラックや列車の転落という普通はありえないような重大事故がおきまくる。

かけ声は全員「フンッ」。かけ声出しておけば仕事したと思ってる連中である。

設定は無国籍感ではあるが、基本的に白人系文化人種構成であり、アジア系文化や、ラテン系、アフリカ系は出てこない。

スケール感がおかしく、人間と並ぶ際とロボットで活躍する際でサイズが倍ぐらい変わる。 総じて小さく、自動車なのに人間が乗るようなサイズには描写されない。

パトカーからロボットに変形するキャラでロボカー隊での一応主人公キャラ？。個性がゼロの典型的な冷静なナイズガイ。

警察がやるような事件を予防、安全確保、捜査、所謂パトロールすることなどほぼない(邪悪が居ない世界なので)、毎度手から伸びるワイヤーで崖を登ったり人を引き上げたりするのが主な役割。やたら崖を登る。とにかくワイヤーでひっぱればいいと思っている。

ほぼ居なくていいぐらい役割も性格も存在も無個性。

この街の治安維持組織がどのようにjなっているのかはまったく出てこない。こいつらが勝手にやってるっぽい。

消防車からロボットに変形するキャラでロボカー隊の親分的キャラ。個性がゼロの典型的優しい力持ち。関羽的な。

出動の際に目的に応じて後部のハシゴの部分を取り替える。あんまり取り替える意味があるように見えない。

鉄の塊とは思えないような重量感の無さ。全身が厚み0.5mmのプラ板とスポンジでできているような軽快な動きをみせる。

こいつを活躍させるためなのか、この手の幼児向け番組には珍しく火災が起きまくる。

どう考えても車輪で走ったほうが速いと思うのだが、直ぐに変形して足で走りたがる。 ロボットであるほうが不利な状況でロボット化し、ロボットが有利な状況で消防車になる。

全身が鉄でできていて、ロボットなのに、火に対しては普通の消防士のような対応をする。

救急車からロボットに変形するキャラでロボカー隊のピンク。個性がゼロの典型的優しいお姉さん。

全身白とピンクにリボン風のパトランプという今時珍しいぞと思うぐらい女の子趣味全開でレスキュー要素皆無なデザインになっている。 普通にダサすぎるし、かわいくもない。 あまりに現代的でない趣味なので、女子隊員というよりも、保健室オバさんという空気が出ている。

可愛いくしようとしている(元がバンなので可愛くならない)のに救急車のロボットなので図体がデカいためそのギャップが怖い。 そのような図体なのに、出動するときは恐ろしくスピードを出すので怖い。

救急車ではあるが、けが人を乗せて病院まで運んでいるような様子はまったくない。なのでポリー同様に救急車である必要がまったく無い。 ポリ同様、手からのワイヤーで何か引っ張るのが主な仕事。こいつもやたら崖を登る。

若手のヘリ。他の隊員と比べるとやや小柄の新米扱い。当然キャラは無個性で典型的サイドキック。 ヘリとしては小柄過ぎて、乗る場所があったとしても人間が乗れるような大きさではない。

ヘリは救助という仕事では非常に便利な立場なので、完全に主役級の活躍ができるのだがそうでもない。

飛行能力が低く、自重しか支えられないっぽい。なので何かを持ち上げて飛ぶというレスキューでの一番やりたいことができない。 できないのに、そのような場面ではやろうとするという無能が頑張って被害拡大の典型例になる。

役割は空中からの状況確認、探索が主になる。

胴体から手足が生えるだけという変形とは言えないようなシンプルな変形をする。 制約から人間が乗ることもできないのでそもそもヘリの形をしている理由も無い。

変形が単純過ぎるためか、毎度変形決めポーズから除外されている。

レスキュー隊のリーダー？オペレーターの女。これも無個性でまったくストーリーに絡まない。 絡まないどころか、司令室以外に居ることすら希。

毎度、そこにレスキューがたまたま居たから助かったが、居なかったら確実に死んでましたみたいなことを毎度やるやつら。 見ている方からすると1回死んだ方がいいんじゃ無いのと思ってしまうような

特に火災はこの手の子供番組とは思えない割合でおきていて、ガキの原因で、かなりの頻度で家が全焼したり、山火事が起きたりする。 家族も含めて総じて間抜け。反省もせず毎回問題を起こすので感情移入できない。

評判が悪かったのか、話が進むにつれ、人間のクソガキとその間抜けの家族が登場する機会は徐々に減っていき、人間はストーリーのメインになることはほぼ無くなった。

野っ原で何を作っているのかの描写もまったくないがほぼレギュラーで登場する4台の重機たち。

完全に問題に巻き込まれるウスノロ要員。

大体がリアルであったらとんでもない大事故。 途中で方針転換があったのか、子供に指導するパートは無くなって、現実にはありもしない大事故方向にエスカレートしてしまったようだ。

またワイヤーで引っ張る

完全に大事故。

またワイヤーで引っ張る。

トラック本体の3倍はありそうな船を積載し登坂限界を明らかに超えている未舗装の山道を登ろうとして荷崩れを起こして船が斜面を駆け下りる。 誰がどう見ても無理があるオペレーション。

急坂を高速で滑り落ちる大型トラックよりも3倍はある船をポリーたちは単純に手で止めようとする。

墜落した車よりも3倍ぐらいのデカさのポリーが屋根に上って救助しようとする馬鹿さ。

消防車がロボットに変形してジェットスキーにのって海を進むというどうにも表現が難しい展開がある。

人間用よりも遙かにデカい専用のジェットスキーに何トンあるのかわからないような消防車を乗っけて大荒れの海を救助に行く必要があるのか。 どう考えても水難救助のメンバーを入れるべきである。

危なすぎる。

やたら燃えるのがこのアニメの特徴である

そして、そんな問題が起きたのにその後イベント等を継続しちゃう無神経さ

マジで笑い事じゃないと思う。

ほんとこいつらなんでも全焼させるよな

その黒煙にヘリが巻き込まれて救出に行く。 ヘリを救出するだけで火災を鎮火しようとしないレスキュー隊。ヒデェ。

犬が電話を噛んで爆発して火災発生

例のクソガキの家族の家

珍しく悪人が登場するが、別に悪人を罰する描写もなくうやむやで終了する。

馬鹿の一つ覚えのワイヤーで引っ張る

おまえら崖好きだよな。

珍しく悪人登場回。

救急車が偶然その場に居て助かったが、完全に死んでた。

救急車が偶然その場に居て助かったが、完全に死んでた。

ポリが偶然その場に居て助かったが、完全に死んでた。

家族のBBQを消火器で台無しにしたその数時間後にアルコールランプを倒してガレージを燃やす。 普通の親だったら完全にブチギレてると思う