映画/セルフレス
2020-01-09 Amazon Prime で視聴
余命半年の富豪が記憶移植手術によって別人に生まれ変わってどうなのという話。
話が面白くならないわけがない、鉄板のようなシチュエーションである。
魅力的なモノにはそれなりのリスクがあるという喪黒福造ドーン!的展開を楽しむ映画。
記憶移植手術には条件がいくつかある。
非常に高額である
誰でもうけられるわけではない
以前の肉体は死亡として処理し、自分はまったく別人にならないといけない
以前の知人や友人にさえ自分が以前の人間であると公表してはならない
1日1錠決まった時間に薬を飲まなくてはならず、その薬は1度に1週間分しか渡されない
memo
以前の死んだ肉体はガンジー
若い肉体はライアン・レイノルズ
手術前も金持ちで仕事人間で若干悪趣味ではあるが悪いやつではない
昔はバスケットボールの選手だった
仕事を頑張りすぎて娘に嫌われたのでその溝を埋めたかったが寿命がきてしまった
手術前が短くサクッと本題に入るので楽しい
実は若い肉体は作られたモノでなく金で買ったモノだった。つまり以前の人が居る。
飲む薬は以前の人格を押さえるモノで、毎日飲み続けないといけない
手術後にまったくガンジー感が残ってない。どうみても悩めるライアン・レイノルズにしか見えない
この博士がこんなヤバイ道を歩く理由がよくわからない
なんの権力を持ってるかしらんが最近映画でよくある、もうむちゃくちゃにやってしまう悪の組織ってなんなの?
以前のライアン・レイノルズの強さやその経緯が最初に顔伏せで見せてもよかったかも?なんであんなに強いのかが
もう費用はペイしているのだから、薬を1週間分しかわたさない理由が無い。
最後は人格が統合されてもよかったような。
総じて面白かった。この手の設定モノは絶対に面白くなるので卑怯
なんか、似たような設定でバッドエンド系の「アダム 神の使い 悪魔の子」という中途半端映画もあったな