映画/Looper

2015-03-07 Hulu にて鑑賞

  • 主人公は現代に生きる殺し屋
  • 殺し屋といっても簡単な仕事で毎回決まった場所に突然拘束された人間が突然現れるので撃ち殺しておしまい
  • 報酬はその拘束された人間の背中に背負わされている
  • しかしこの簡単な仕事には奇妙な条件があって、最後の仕事として30年後の自分が同じ様に現れるのでそれを殺さないといけない

鑑賞後ザックリ感想

なんか雑な部分がスゴイ気になってしまって、まーまーかなという感じ。 絶賛はできない。

未来の自分を過去の自分がご対面して殺すっていうシーンの新しさというかビックリギミックがしたいっていう前提の話になっていて、その言い訳がこじつけっぽくってどうなのって

30年後に自分自身で自分を殺して「ループを閉じる」理由が示されない。

いつループが閉じるのかもわからない。30年後とか言っていたが何が30年後なんだ?起点がよくわからない

自分を殺して金塊ゲットでヒャッハーしてた輩もいるのでそういうモラル感な時代ということがわかる。 だからこの無茶苦茶な契約にのっかるバカが居るのもわかる。 しかし自分自身を殺させるのに短期に2回も失敗しているところを見るとどう考えてもこの方法は無理がある

そもそもタイムスリップしてくる場所がわかってるなら待っていて撃ち殺す必要すらない、なぜその場所に焼却炉を作らない? 檻を作っておくだけで絶対に逃げられないし、餓死しておしまいだろう。

そもそも30年後にしか送れない一方通行のタイムマシンだったとしても、そんなスゴイ便利なものをなんで殺人なんてだけのことに使う?

未来でも殺人じゃなくても病気とか事故で人って死ぬんでしょ。そういう風に殺せばいいんじゃないの。

中国妻があんまり魅力的でない

その殺しができない未来で中国人妻が普通に銃で殺されている

オールドジョーの存在、アイデンティが揺らぐシーンがあまりないため、 タイムスリップモノである醍醐味である因果関係による存在の危うさのハラハラ感がなかったり、オールドジョーの行動に共感しにくい。 ベタだけどあの時計の写真が消えかかったりするシーンが1個はいってもいいんじゃなかったの BTTF みたいに

オールドジョーが逃げた時点で現在ジョーの中国行きの話は危うくなる。 つまり中国妻とも出会うのも危うくなり、それがなくなれば、オールドジョーが過去に来る理由がなくなってしまう。結局、ヤングジョーの行動によりオールドジョーのアイデンティティは大きく揺らいでしまう状況にある。なのになってない。

単純に主人公二人が同一人物に思えない。

オールドジョーの動きのキレが悪い。 しかし、完全に無双している。

しかしながら、こういう設定は好きなので見れる。

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contents/movie/looper.txt · 最終更新: 2020-02-05 17:27 by ore