映画/イベント・ホライゾン

映画/イベント・ホライゾン

2020-03-06 Netflix で鑑賞・・・以前にも何度も鑑賞している。

  • 人類初のワープ航法宇宙船イベント・ホライゾンが2040年に消息を絶つ
  • 2047年イベント・ホライゾンから救難信号が来る。場所は海王星付近
  • その船を設計した博士とともに救助隊が救助に行く
  • イベント・ホライゾンを発見
  • 乗組員は全員死亡していて無残な死体として見つかる
  • 全員死亡しているはずなのに船全体から生体反応
  • なぜかワープエンジンが勝手に起動してワープのためのゲートを開く
  • そこに救助隊の一人が飲み込まれて戻る
  • そこから隊員たちが過去のトラウマを元にした幻覚をみんな見るようになる
  • この船なんか変だ!
  • 記録のデータを修復したところ、イベント・ホライゾン乗組員が狂乱して殺し合う映像が出てきた
  • この船は危ない!
  • 救助船の修理が完了
  • イベント・ホライゾン調査の結果は生存者無し、全員死亡ということで救助活動終了、帰還
その宇宙船は地獄に行き、戻ってきた。

ワープで宇宙のどこにでも行けるというSFギミックにじゃあ地獄にワープするかも? というオカルトチックなアイデアをぶち込んで、家モノ的ホラーに仕上げた作品。悪趣味はヘルレイザー風味

現代でも粒子加速器とか原子力発電所とか、一般人の理解を大きく超えた科学の巨大施設というのはなんだか宗教施設のような神々しさがある。

このイベント・ホライゾンという宇宙船も外装は鉄に鋲打ちの近代ヨーロッパ風、エンジンはモスクに曼荼羅が合体したようなモノで、これ、最初から地獄に行くために作ったでしょと思えるようなデザインになっている。 ちょっと笑えるのが、イベント・ホライゾンに思いっきりこの船がイベント・ホライゾンです!みたいに船の船首にデカデカと書いてあってしかもライトアップまでされているファニー。

別に傑作ではないのだが、ワープする宇宙船が地獄にワープして戻ってきたらデビルトラックになってましたというアイデアがぐっときて何度も見てしまう。

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contents/movie/event_horizon.txt · 最終更新: 2020-06-10 15:20 by ore