カバン/Targus TXL617

カバン/Targus TXL617

Targusのバックパックで日本未発売モデル。

17inch超のノートパソコンでも余裕で収納できる巨大なバックパック

ここの説明では人間の背中に近い方を背面、遠い方を前面と呼ぶことにする

収納

全部で最背面、メイン、サブ、フラップ、フラップポケット、オーガナイザー、左右ポケット、7箇所の収納がある

背面部のノートパソコン収納

とにかくデカく、MacBookProの17inchでも余裕で収納できる。 ノートパソコン収納部以外にも容量に余裕があるので雑誌や大判の薄い本もガンガンつっこめるほど余裕がある。 個人的にはこのスペースはノートパソコンのみでメイン気室のマチを増やして欲しかった。

背中側、メイン気室側共にクッションが入った厚めの仕切りになっているので安心感はある。 しかし、収納部のスリットの底がバッグ自体の底まで届いてしまっている。これはよくない。このスリットはバッグ底面から3cmぐらい上で止めて欲しかった。バッグを床にドンと置いた時にショックがそのまま伝わってしまうのを避けたいので・・・

メイン気室

広い。背面部に硬い材質でできた可倒式の仕切りがある。 仕切りを背面に寄せて大きなスペースとして使ってもいいし、仕切りの両側に物をいれて整理しても使える

個人的にはもう少しマチが欲しく、一眼レフカメラを入れたインナーケースを余裕で突っ込みたかった。

サブとの仕切りの生地が非常に薄くメインにモノを沢山いれると、サブをかなり圧迫する。 このせいでサブ気室の使い勝手が非常に悪くなっている

サブ

メイン気室の前面側にある収納。

サブ内部の背面側にデカイポケットがついていて、仕切りとして機能する。 メインからの圧迫をかなりうけ、マチがほとんど無いので、正面から見た面積の割にはものが入らない。

メインの圧迫を考慮すると大判の本などはいれれないし、雑誌とかでも薄いものはノートパソコン収納部に入れればよいので、 取り出しやすい位置にあるのに何を入れればいいかよくわからない場所になっている。

電車で読むための本とかを収納する用途に使っている 2013-04現在はレイン装備をクシャクシャにして突っ込んでいる

外部フラップ

最前面のオーガナイザーがある部分全体が上左右辺がオープンになっているフラップになっていて、上部がバックルで留まっている。

ここに脱いだ上着等の一時的な大物を挟んでおいたり、サンダルや靴などの汚れモノを挟んでおいたりできる。 本体側に2個のオープンメッシュポケットがついており濡れた傘とかも突っ込んでもいいだろう。

フラップ上部2箇所がバックルで本体とくっついているのだがこの本体とつないでいるベルトが短くて、調整幅が5cmほどしかない。 なのでヘルメットやバスケットボールなどの収納幅が必要な物は挟むことができない。

オーガナイザー

フラップの前面部についている小物を入れるための収納。

内部は本体側にデジカメを入れるであろうフタ付きのポケットと、カード入れ、ペンホルダーがある。 反対側にメッシュポケットがある。

自分はオーガナイザーを別に持ってカバンを変える時にそれごと入れ替えるのでカバン付属のオーガナイザーというものを殆ど使わない。 なのでここは自分の別のオーガナイザーを突っ込んでいる。

マチが2cmほどちゃんと確保されているし、縫製も局面的立体的になっていて生地も厚くサブよりも使いやすい。 形がしっかりしているのでジッパーの開閉も片手で行うことができる。

結構ものがはいって新書2冊ぐらいは普通に入る。

左サイドメッシュポケット

本体左サイドにはバンジーコードで口を締められるオープンメッシュポケットがある。

このバッグはサイドのコンプレッションストラップが無いので長物を固定する土台には使えないし、 カバンの中ではかさばる小物を入れるのはフラップ内部のポケットがあるのでそっちで間に合う。

つまりここはペットボトル収納専用ということだ。

Good

やたらに巨大

No Good

ショルダーベルトが短い

実用的な長さは十分なのだが、緩めてルーズに背負えるほどの長さは無い。アメリカのバックパックは総じてショルダーベルトが短い気がする。

上部のハンドルがフニャフニャで垂れる

本体上部のハンドルはナイロンのベルトに樹脂製のグリップがついた結構ちゃんとした作りになっている。 しかしそのベルトがフニャフニャ(強度的には問題ない)でコシが無く、グリップの重みに負けて垂れてしまう。

ノートパソコン収納部や、メイン部を開閉する時にグリップが収納部に垂れて入り込んでしまうのだ。 当然締める時に毎回ハンドルをどかさないといけなくなる。

つまりこのカバンはメイン部分が片手で開閉できない。

全部の収納のジッパーが下まで開いてしまう

各気室のマチを控えめにして何層も気室を作っている構造だからかもしれんが、この手のバッグにはよくあるサイドのコンプレッションベルトが無い。

なのでジッパーの開閉に対して抵抗するものがなく何かの弾みで全開になってしまいそうで少し不安にさせる

防水性が低い

雨に濡れるとスグに内部まで染みこむ。アウトドア系メーカーのバックパックと比べると撥水性や防水性がかなり低いように感じる。

ジッパーにもフラップが無く水がそこから簡単に侵入してくる。レインカバーも付属しない。

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bag/targus_txl617.txt · 最終更新: 2019-10-22 15:34 by ore