フットスイッチとも言うかも。
キーカスタムが極まってくると誰もがフットペダルに手を出したくなってくる。自分もそのくち。
しかしそれは現実うまくいかない。なぜうまくいかないのか? ピアノやギター等の楽器でも演奏の補助に足を使うのは普通であるのに。
大きな理由が PC の操作というのは基本的に一寸先が決まってない割り込み処理の塊になっているからである。 何か文章を打つにしても流れで打ち込んだりできず、頭に思い描いた文章を都度都度キーボード操作に変換して指を動かしている。なので演奏のような先読みによるフィードフォワード制御(足が介入するタイミングがわかっていて、足の動きの特性を織り込んで制御する)を入れることが困難。
もう一つの理由が、足が手よりも遠くて鈍いということである。やればわかるが足の反応というのは指の操作よりもかなり遅い。多分脳から遠いのが原因。
結果、先読みのフィードフォワード制御無しで、反応速度が違う手足を協調させようとすると遅い方の足に合わせることにより結果として全体の速度が落ちてしまう。
そうなると、足での操作は手と協調しない、頻度の低い操作ならばOKになる。しかし、そのような操作はそもそも手でやったほうが速いのだ。
以下定期的に上がってくる幻想にとりつかれた人たち
両手がふさがって何もできない? ならば足でPCを操作だ! 2千円台で買えるお手頃USBフットスイッチ | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-